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古い家の当主でお金持ちの鶴丸さん♀が嫁に一期さん♀をつれてきて同じ屋敷で暮らすなんでもない話が良みたい 鶴丸さんは一期さんにベタ惚れで、一期さんがお茶入れようとして火傷したから「料理一切禁止!!!」って叫んだら今まで実家では普通に家事してた一期さんと喧嘩になって負けた一期さんがウォークインクローゼットに閉じこもってべそべそしてるのが読みたい オメガバース時空とかいいかも あくまで百合がいい

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つるいち♀ 現パロ 

 雰囲気に流された。
「…………え」
 カーテンの隙間から差し込む光を煩わしく思いながらも体を起こし、三角座りになってその立てた膝に肘をつく。重い瞼をそのままに手で顔を覆って、そしてはっとした。手触りが違う。これは、化粧をしている。
 のりでくっつけたようだった瞼が跳ね上がり、ついでに顔も跳ね上がる。青いカーテンに、グレーのオープンクローゼットに、白い壁紙は石目調。見渡せば見覚えのない部屋で、さらにクローゼットにかかっているのはどうみても男物。スタンダードなジャケットが多数、それとごついミリタリー系。つまりここはどう考えても自室ではなく、しかも限りなくほぼ百パーセント男の部屋。そもそも一期の部屋はワンルームだ。
 脳を目まぐるしく空回りさせながら、つまりは相当混乱しながら粟田口一期は中途半端にかかったシーツを剥いだ。勢いの良さにバサッと景気の良い音がなって、自分の裸体が……現れはしなかった。Tシャツは着ている。下は履いていないけど。

 粟田口吉光唯一の太刀、一期一振。春の空の色を切り取ったような髪色をした彼の刀はよく目立つ。それはひとえにその髪色や装束が理由ではなく、本丸内最も多い粟田口の刀らに囲まれていることが常であるからだ。
 本丸内において彼の印象は「粟田口の兄」であり、三日月にもそう紹介された。
「あそこで固まってるのが粟田口の短刀らだ。何分数が多いから、それぞれの紹介は自分でしてもらってくれ。ああ、真ん中にいるのは太刀だ。名は」
「一期一振」
 おや、と鶴丸国永は瞬いた。途中で審神者に呼び出された蜂須賀に変わって、本丸の案内は中ほどから鶴丸に変わっていた。

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みかいち 

 ふわり、と鍛冶場に見えない風が巻いた。舞い上がった火の粉が花弁の形を成して踊り、白から薄紅色へと化粧を変えて空間に溶ける。
 刀の付喪神が刀剣男士として顕現する瞬間はいつも鮮麗だ。薄暗い土壁の一室で赤赤と熱を孕む火は桜へ、そして人の形を成す。閉じた瞳が色を見せ、輝く瞬間を立ち会った近侍は忘れないだろう。
 その日本丸へ降り立った新たな仲間に、近侍を務めていた蜂須賀虎徹はその美しさに思わず息を止めた。藍色の睫毛が重さを感じさせずに持ち上がり、現れた瞳には三日月が浮かんでいる。
「三日月宗近。打除けが多い故、三日月と呼ばれる。よろしく頼む」
 口上を述べて瞬いた三日月は、ついと首を傾げた。たった今己が生まれたもう冷たい火を見て目を細める。
「ようこそ、三日月宗近。皆貴方を待っていたんだ。さあ、本丸を案内しよう」
 彼が顕現したのは春の昼で、残念ながら昼の空に白い三日月は浮かんでいなかった。けれど、宵の色を身に纏う三日月は、昼の陽の下がとてもよく似合う刀だった。

たぶんもう書かないけど薬一好き………………

昔のを引っ張り出してきて書いた気になろう企画!ww

続き 

鼻息荒いと言っていい勢いに、薬研は反対に一歩足を引いた。気づいた後輩のすみませんという謝罪に、気にするなと止まっていた手を動かす。目だけで空を見上げて、懐かしいという笑みをこぼした。
「どれくらい、っていうと、たぶん俺のが跳べるな」
「えっ」
驚きの声に、だよなあと自分も同意する。だが、そこじゃないのだ。
「高さじゃねえんだよ」
「えっ……と」
「滞空時間が恐ろしく長い」
「は」
今度こその驚きに、薬研は得意気に、そして少しの照れを隠して笑った。
「あとはフォームだな。あの人より綺麗に飛ぶ人を、俺は知らない」
高跳びは、高さの競技だ。どう飛ぼうが、どれだけ空にいようが、それが汚くても綺麗でも短くても長くても、高ければ勝ち。高跳びはそうだ。そういう競技だ。
そう何だけどなあ。
薬研はこれから竹の子のように力をのばしていくだろう後輩を見て、見りゃわかる、と笑った。
「たぶんとんでる場所が、ちがうんだろうよ」
目を細めて映すのは、空と同じあの色だ。

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たぶんこれの前日の話? 薬研とモブ部員 

「元部長のお兄さん、ですか」
「ああ」
首を傾げて自分を見てくる後輩に、薬研は笑って装置のネジを緩めた。がたん、とたてつけの悪いドアのような音がして、棒が外れる。落ちてくるそれを手に収めながら薬研はその後ろ姿を思い出していた。
「すごい人だったぜ、あの人は」
しみじみと漏らす薬研にへえと感嘆の声を上げるのは、その元部長とやらが薬研と同じ高跳びの選手だと知っているだけではないだろう。むしろその訳の半分が、選手としてだけでなく同種目エースとして、先輩として人として、尊敬できる薬研がすごいと言ったことに対しての期待だ。思わず上体が前に出る。
「どれくらい飛ぶ人だったんですかっ?」

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続き 

それは全くの妄想だ。しかしその考えを、その上での兄を、薬研は誇っていたのだった。
「やっぱり、なまってしまっているね」
はいよ、と差し出されたタオルを受け取り、差し出された手に任せて立ち上がった一期は苦笑した。背に当たりやしないか、ひやひやしたよ。そう言って今しがた自分がとんだ高さを眺める

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供養その2 陸上乱舞の企画に出したかったけどやめたやつ 薬研と一期 

たっ、走り込む軽快な音。そして、ふわり。羽が生えたようとは、少し違うかもしれない。だって彼は人間だ。
そこまでで思考に区切りをつけて、苦笑した。何を考えているんだ、自分は。
一瞬の時間が恐ろしく長く感じる。躊躇いなく反った背の、そのラインが美しい。
羽じゃないな。
やっぱり、そう思う。羽が生えてるのではなくて、彼は持ち上げられているのだ。いつだったか、乱が目を輝かせて見ていたバレエの一幕に、こんなのがあった。リフトと言うのだったか。反らせた背中を掴み、高く持ち上げる。それに似ている。
「……かなわねえなあ」
ぼすん、とマットに沈む音と部員のざわめきをBGMに、我が兄に向かって歩き出す。ゆっくりと身を起こした兄は、空を見上げていた。色味の似た髪色に、また苦笑。言ったら嫌がるだろうから言わないが
(愛されたんだろうな)
こうしてとんだ後、空を見上げる兄を見て薬研はいつも思うのだ。
己が兄は、空に愛された人間なのだろう、と。だから、近づくことを歓迎されるのだろうと。

もう何を書きたかったのかわからない何時のか不明なものがでてきたので供養 

「いっ、」
 ぐいと顎を捕まれ、上を向かされる、その動作はあまりにも突然だった。いつだったか主に見せて頂いた読み物のような、所謂恋情を連想させる仕草には程遠い乱雑さ。捕まれた顎よりも、上を向かされる首がみしりと痛かった。
 急な行動と受けた痛みへの苛立ちをあらんばかりに込めて、動きを制限する腕を掴む。厚い筋肉のついたそこに少し埋まった指を見、爪が食い込んで傷ついてしまえばいいと、そう思った。
「急に何のおつもりか」

百合つるいちがみたい
現パロで二人ともモデルやってる
すごく仲がよくて(というか付き合ってる)、インスタとかツイッターとかでしょっちゅう遊びに行っていちゃいちゃしてる写真があがる
女同士だと言うことを隠れ蓑にキス(ほっぺ)した瞬間の写真とかすごく恋人同士みたいな写真をいっぱい撮って流しているし、お互いに恋人自慢で牽制

つる♀いち♀でマリみてパロで、姉妹じゃなくて同級生なのが見たい
白薔薇鶴丸と紅薔薇一期と黄薔薇鶯丸。一期のお姉様は三日月で、妹は宗三。
鶴丸は一期と誰もいない薔薇の館でワルツを踊るし、階段をきしませずに上ってきた鶯はドアにもたれかかって本を読んでる。
鶴丸は基本的に付き合いがいっぱいあってスキンシップ多いし気軽。それを一期は気にしてしまうし鶴丸はそれに気づいてすっと肩を組んでた友人からはなれるし、それをわかってしまう一期は嫉妬深い自分がいやになる。でも鶴丸はそれをやってみせることで周りへけん制かけてる。
鶴丸が嫉妬するのは一期の姉妹。同級生と一定の距離を保った付き合いをしている一期にとって姉妹は唯一特別だから、自分が頑張らなければ一期は姉妹のどちらかがくっついて面倒をみていたと思うし、不安定な一期を実際自分の前は姉妹が支えていたことに負い目や嫉妬心がある。だから三日月と話している時はしょっちゅうはらはらしてみてたし、三日月より可能性は低くても宗三と話してるときは視線を投げかけてた(宗三と三日月は気づいてる)

 一期ですと告げ、応えが帰ってきた瞬間に取っ手に手を掛けて深呼吸。前もって行くと告げてあるのだから構わないだろうと、心のままに勢いよく扉を押す。
「お父様!お話が!」
「一期!もう体はいいのかい?」
「あるの、です、が……」
 何時も扉を開けてくれる初老の執事が、一歩離れた場所でばったんと音を立てた扉に柔らかく苦笑した。
 それを横目に勢いよく口に出した言葉は、割ってかけられた声にどんどん尻すぼみになっていく。風船が縮んでいうようとはまさにこのことか。父親を詰問する気が一気に引いて、それどころかつい一週間前に見た白に片足を引く。
「あ、……鶴丸、さん……?」
「うん、久しぶりだな、一期」
 いや一週間ぶりだけど言えなかったからな、とのたまう鶴丸に、一期は父親をきっと睨みつける。彼女が来ているなんて聞いていないし、聞いていたらこんな入室なんてしなかった。
 父親と向かい合わせにソファに座っていた鶴丸は、中途半端に腰を浮かせていた。一期に駆け寄っていいものか、と許可を貰おうとしている動作。変わらない、と胸がぎゅうと痛んだ。
「……私は席を外しますね。お邪魔してしまって申し訳ありません」

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ティファニーブルーってすごく響きが素敵だから何かタイトルに使いたい
つるいち♀で鶴丸さんが一期さんに「君の髪はティファニーブルーだな」って言うつるいち♀が読みたい

「鶴丸さん」
「一期」
 咎める声は、素直に離れた鶴丸の一期を呼ぶ声にさえぎられた。
「まってて」
 迎えにくるから、も言わずに、ただ待っててと。そんな一言を残して鶴丸と一期は別れたのだ。
 待っててとは、どういうことだろう。その後両親から、鶴丸はアルファだと言うことを聞いた。一期は素直によかったと思った。
 それから一期の世界は、少しばかり狭くなった。学校は名家のオメガが通うところへ。家からなるべく出ない様。パーティーはオメガとその親だけが集まるもののみ。
 項を守るチョーカーをして、そのチョーカーを隠すためにハイネックのドレスだった。そしてそれは、周りのオメガも同じだった。
 大変だったのは、発情期がきてからだ。薬による副作用や周期の不安定を防ぐために、名家のオメガは抑制剤を服用しないのが普通だった。熱の一週間前を耐え、ああまた三ヶ月後にこれがくるのだと思うとぐちゃぐちゃで冷たいシーツの上で涙を流した。
 自分が何処へ嫁入りするのか、一期は自分から聞かなかった。何処へ行くにしても受け入れる心の準備はしていたけれど。

 そして今である。
 発情期を終えた一期は父の部屋へむかった。

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 とはいっても本当に道具のように扱われることはなく、一期は心優しい両親と使用人、弟達からの愛情をたっぷり受けて育った。
 オメガであることがわかった時は決して少なくないショックを受けたけれど、自分はこの家に生まれて運がよかったのだと同時に思った。境遇の悪いオメガは、五万といる。
 ただ、それまで遊び友達だった何人かと別れなければいけないのは悲しかった。その中の一人、特別仲がよかったのが鶴丸である。
 お別れを言ってきなさいと両親に背を押され駆けていった先、鶴丸の背後すこし離れたところにも彼女の両親がいた。ただならぬ雰囲気を察したのだろう、一期よりよっぽど不安そうな顔をしている。
 私はオメガだった。だからもう会えない、さようなら。と、簡潔にその旨を伝えた一期に、鶴丸はきゅうと口を引き結んで聞いていた。
 ショックだろう。一期もショックだった。このまま大好きな友人と、将来を隣で歩くと思っていたのだ。
 賢明な彼女は、嫌だと駄々をこねなかった。ぎゅうと痛いほど一期を抱きしめる。項の近くにある頭に、一期は身じろぎした。鶴丸の両親を見ると何やら深刻そうな面持ちだから、やはりこの距離はいけない

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「一期、いち……約束通り、迎えにきたよ」
 まさに華と言うに相応しい笑顔で笑った彼女は、一期の手をそっとすくいあげて指先にキスをした。
「つる、ま、る、さん」
「うん」
「つるまるさん、なんで、っあ」
 駄目です、と突っぱねる。今は駄目だ。貴女の匂いがこんなにも強くて。くらくら、する。
 しかし一期の弱々しい力などものともせずに、鶴丸はその腕を引いて抱き込んだ。でももう、これで。
「君は俺のものだ」
 そして真っ白な項に、熱く赤い舌が這う。

*

 それから七日間、一期は寝込んだ。発情期だ。
 自室のベッドの上で切ない切ないと疼く秘部に自分の指を咥えさせ、何度も彼女の名を呼んだ。名家のオメガに生まれた身は、抑制剤を服用できない。
 粟田口一期はオメガである。
 名門そして大財閥の粟田口の長女として生まれた一期は、七歳の時に検査でオメガである事がわかった。これまで蝶よ花よと育てられてきたが、オメガということで待遇は逆転、ということはない。
 名家に生まれたオメガは大切に、大切に育てられる。アルファが多い名家に取って、オメガは他の家と自分の家を繋ぐ大切な嫁入り道具だからだ。

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 そうこうしている間にがやがやと集団の声が耳を済ませなくても聞こえてくる。
「お待ちください、旦那様にお伺いを……!」
「おじ様にもおば様にも挨拶はした」
「しかしお嬢様はお休みで!」
「ならば静かにするべきだと思うが?……ここか」
「五条様!」
 慌てたような声。焦りで大きくなっているのは婦長の声だ。反対にアルトは冷静で、足音が止まった。部屋の前にいるのだ。
 五条様。ごじょうさま。その呼びかけに、一期は目を見開く。そんな、まさか。
「一期?」
「っ……」
 コンコンコン。ドアが軽くノックされる。びくり、側のつっかけ棒に伸ばしていた手が震え、カランカランと棒の倒れる高い音が響いた。これだけ響いてしまえばきっと外まできこえている。
 どうしよう、五文字がぐるぐる頭を回っていた。耳が心臓に成り代わってしまったみたいにうるさい。
 ふ、と扉の前で笑った気配。声が優しく、甘くなった。
「一期、開けて」
「……っ、ぁ」
「いちご」
 震える指先を、金の摘みへ。カチリ、と小さな音がした。
 ゆっくりと扉が開くのを呆然と見ていた。現れたのは、眩い白銀。目を見開いて、固まるしかなかった。

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 そうして瞼を下ろし瞳を閉じると、小さな音がよく聞こえる。絨毯を踏みしめる音、ガチャンと扉の開く音、閉じる音。珍しく婦長の荒げる声、新しい使用人の焦った声、知らない、でも聞いたことのあるような声もする。
 ハスキーなアルト、素敵な声だ。来客の方だろう。それにしても争っている、いや、止められているのか。他にも何人かの言い募る声と、アルトがだんだん近づいて……近づいて?
「え?」
 一期ははっとして身を起こした。思わず焦がすように見つめてしまうのは自室の茶色い扉だ。そんなことはない。そんなことはあるはずない。
 だって一期は大切に箱に入れて婚姻を待つオメガで、お年頃、発情期前と揃ったデリケートなこの時期に来るのは父か、母か、使用人。番が連れてこられるとしても、同じ格式高い家ならば発情期に連れてくるなんてことはしないだろう。ならば誰だ、不届き者か。
 震える脚を叱咤してドアの前に立つ。鍵はちゃんと閉まっている。そっと扉に耳を付けた。
 いる。近付いてくるのはアルファの気配。一歩、二歩、下がってきょろりと辺りを見回す。少しの怠さがあるからといって、長物を握れば思考はクリアになるだろう。

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お試し 長いので折りたたみ 

 その日私は自室から続く箱庭にいて、大門の開く低い音で誰かに来客があったのを知った。ぼうっとなんとなしに見つめて触れていた柔らかい花弁から顔を上げて、背後を振り返る。両開きの扉から一歩外、一段目の石段に腰掛けていた。
 振り返った部屋は、いつもの自室。誰かが呼びに来ることはなく、つまり私への来客ではない。私に誰か、会いに来てくれた訳ではなかった。
 少しでも期待してしまっていたことを自覚して、そっと苦笑した。そもそも唯一の扉には鍵がかかっているというのに。
 誤解しないでほしい。鍵を掛けたのは家の者ではなくて、一期自身だ。発情期前の独特な倦怠感に、自分で鍵を掛けたのだ。気遣って遊びに来てくれる弟達や、優しい使用人達への合図に。
 ふらりと立ち上がり、クッションが敷き詰められた一角へと向かう。四方を囲まれているといっても、様々な草花の揺れ陽の光の差す庭は心を楽しませる。重い体をクッションに沈め、一期はぼうっとそれらを眺めた。
 体がだるく、重く、少しの動作がひどく億劫だ。発情期を迎えてからの方が辛くはあるけれど、その前だってずいぶん辛い。一眠りしてしまおうか。

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いよいよもんめだー! お手紙というか一言が上手く収まらなくて……ウッ書き直し!

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Pawoo

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