降谷零が演じる安室透という人格は、幼馴染である景光を下敷きにしているのではという説を鑑みて。
イメージソングに平井堅の「告白」がふと浮かんだ。「私の中のあなたを いつも殺して生きてきた」「笑いたいときではなく 笑うべきときに笑って」辺りとか…。
赤コ小話
抱き合うときに見せる顔。 エバーグリーンの瞳の中にキラキラと灯る光、脱ぎ捨てたニット帽は癖のある前髪を乱してこぼれて、額に落ちる影、浮かんだ汗はたくましい首筋から胸元へと伝って落ちた。そうしてあの声が名前を呼ぶ。ボウヤ、愛しているよと名前を呼ぶのだ。この世で一番大切な宝物はお前なのだと、あふれるほどの愛情を乗せて囁く。いつもはひんやりとした形良い手指が熱を持って触れるたび、ちいさな心臓は切なく跳ねて、ああ、うまく息ができない。 溺れてゆく。 どこまでも深く深く、落ちてゆくのだ。
「あかい、さ…っ」
もがく指先が縋った先は、彼の肩。 応えの代わりに落とされた数えきれないほどのキスに、熱は滲んで……溶けてしまう。 目を瞑り、そうしてもう一度彼の名を呼んだなら。耳元でそっと囁かれた真実の名前に心はほどけ、静かに震えた。
名探偵を箱に閉じ込めて愛でてる悪い大人のアカウント。コ受固定。腐。20↑成人用。 現在試運転中。