回路を作るコツとしては、
・まず、計算のためのアルゴリズムを吟味しましょう。同じ計算(例えば「掛け算」)でも、アルゴリズムによって、必要となる計算量(計算時間とメモリ使用量)は異なります。制限時間・オブジェクト数制限・範囲制限のあるマリオメーカーでは、時間効率と空間効率の良いアルゴリズムが求められます。
・つぎに、そのアルゴリズムをいかに実装するかを考えていきます。特定の計算に使えるギミックを探すのはもちろん、特定のギミックの挙動からそれがどのような計算に使えそうかを考えることも重要です。
・論理回路にこだわらずとも計算はできます。むしろ素朴に論理回路だけで実装しようとすると時間が空間が大抵はみ出ます。
・一般的には「情報量を落とさずに動いてくれるギミック」が計算に重宝します。計算では、入力に応じてその計算過程が変わる必要があるためです。この点で、横バネはとても便利です。横バネにぶつかったときの各オブジェクトの挙動は様々ですし、ぶつける角度などによっても結果が様々に変わります。
・数値表現方法については、POW黒方式(オブジェクト列で二進法)がお勧めです。二進法はとても便利です。
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