寂れた校舎の分館、その中で一番寂れた理科準備室。 つい昨日までは僕らすら知らなかった場所だ。 琴音さんと付き合ってもう2ヶ月、今日こそは…! 「涼くん、デートは良いけど、こんなところで…あの…どうしたの…?」 いつもながら琴音さんは本当に綺麗だ。 神様、俺に勇気を下さい! “ドンッ” 僕は琴音さんの背にある古い薬品棚に両手を突き出す。 「りょ、りょう、くん…?」 「琴音さん、目を閉じて!」 思わず声がうわずる。琴音さんも察したのか、真っ赤に頬を染めて目を閉じる。 本当に綺麗だ… 「き、キス、するね!嫌なら嫌でいいから!」 よくやった俺!もう今日の俺たちは世界の中心だ! …ジー… 後ろから視線を感じる…? 振り返ると、背の小さいおかっぱ頭の女の子がジト目でこちらを見つめていた。 「あのー、お邪魔しないようにしてたんですけどー、そこの薬品使わないと今日の部活おわんないんで」 「「え“」」 僕と琴音さんは思わずハモってしまった。 「はいごめんなさいね〜、よっこいせ。はい、じゃあ続きどうぞ〜」 これが僕らと不思議な「第2化学部」の部長との出会いだった。 #小説 #ワンドロ #ワンライ #ジト目
@mastimaw4 うぶい!(*/□\*)
ところで□に×の絵文字?はスペースキーなのでしょうか?私の端末だと文字化けなのかその絵文字になるのですが…
@mastimaw4 焦れったい、ウブと来たのでマスティマさんの激甘読みたいです!
ありすぎてw多分改行かスペース使ったところ全部ですかね?( ;´・ω・`)
@tomoetaaan 激甘なお話は読むの大好きですがなかなか書けませぬ…orz
ゆっくりと便利しているのが現状です…汗