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「ごめんね、君がいつも気にかけてくれてたのは知ってるけど。知ってるだけなの」どこか寂しげな眼もとは奴の性格のせいじゃなく人種の特徴だ。はっきりとひそめられた眉は眉尻を下げ泣きそうな表情に見えるけど、彼は困惑しているだけで悲しいわけじゃない。泣きそうなのは俺だった。俺はイヴァンの襟元を握りしめ奴に詰め寄っていた。「戻ってきたんじゃないのか?」旧体制時代の冷ややかな視線はそこにはなかった。それでも彼は違うと答えた。「フランシスくん。ぼくは共和国なの。帝国じゃないんだ」暴力的な体制の変更は俺たちの中身を変えてしまう。俺は戻ってこれたがイヴァンは戻ってこれなかった。70年は長すぎた。何よりも国家の体制が違う。昔はよくあったことだ。そう、よくあることだった。俺は固く握りしめていたこぶしを開き彼を解放した。イヴァンはしわになった襟を直そうともしないで「だいじょうぶ?」と俺を気遣う。こういうところはどのイヴァンも変わらないんだな、と思うと寂しい笑みが口元に浮かんだ。「もし、お前に恋をしたら口説いてもいい?」少しふざけて口にすると「そんなの在りえないでしょ?」と聞き覚えのあるセリフが返ってきた。
ついった 腐 いばんさんのちょっとえっちなの
ついでに前ついったに流してたやつ 腐 あさいばとぎるいばとばらひま
いろいろ練習~バラひま?
”mon bebe(モン ベベ)”そう呼ばれると僕は身の置き場がなくてソワソワおろおろしてしまう。”ヴァーニカ”優しい声はそう続く。そして思い出す、僕と彼は対等なんかじゃないことを。冷たいあきらめが心から熱を奪う。でも触れてくる彼の手を振り払うことはできない。
出会ったころ彼は世界の中心だった。僕は彼の背を見つめ、その一挙手一投足をまね、彼の愛するもの全てを愛そうとした。何時だったろう彼が僕の頬を撫で言った。”お前は俺にはなれないんだよ、モン ベベ。もっと自分を大事におし。”艶然と微笑む美しい瞳に見つめられ体が、かっと熱くなる。うっとりと彼を見つめていると”それとも俺のものになるかい?ヴァーニカ”と言った。ヴァーニカその呼称にどんな意味があるのか彼は知っていたと思う。なぜなら、彼の瞳はもう笑っていなかった。僕の大好きな南の海を思わせる藍(あお)は僕のよく知っている光を湛え、その温かみをなくしていた。”卑しい”イヴァンと呼ばれ覇者の瞳に見つめられて僕の体は僕のものでなくなってしまった。指一本動かせずにいる僕を彼の纏う強く甘いユリの香りが包み込み、飲み込んでいった。
APH 腐 右露 ただいま英×ばらひまに夢中
ついったー https://twitter.com/terada_kou