「大好きなんだよ」webアルロス小ネタ 

「デュクシ!」
「痛い!」
出会ってから何年経とうが、ロスは隙あらばボクのアバラを狙って来る。
暇だから構え、何となく、ムカついて、面白かったから、照れ隠し。
理由は様々だ。
「いちいち人を殴るのやめろ!」
「勇者さんだけですよ。あとクレア」
「そんな特別感だしても喜ばないぞ」
「えー?」
不満そうにしてるけど、ボクを舐めないでいただきたい。ボクはお前の勇者だぞ。
「もー」
ロスの手を掴んで下へ引っ張る。つられてロスが少し屈む。その肩へ手を回した。ぽんぽん、と背を叩く。
「甘えたい時はもうちょっとソフトな表現してよ。そしたらこんな風に抱きしめるし、頭だって撫でるしほっぺたにキスだってしてやるから」
「いやそんな子どもみたいな」
「ちょろっとだけど昔のお前見たって言っただろ。ルキメデスやクレア君にそういう甘え方してたの見たんだからな」
「……」
もご、と目線を逸らしてロスが何事か呟いた。
「ん?」
「……だったらそういうのじゃ足りない時どうすればいいんですかね」
「っ⁉︎」
耳まで真っ赤。どうしようかわいい。
「は、ハグとか?」
ボクの声も裏返った。

現パロモブ→ロス(通りすがりのきれいな花) 

電車に乗ってると割と暇だ。大学と家までの距離は急行3駅、毎日なのでスマホを弄るのも飽きてくる。ある日、駅前の花屋に新しいバイトが入っていた。前からいたのかもしれないが、気づいたのはその日だった。
電車の窓から一瞬見える、艶やかな黒髪と白い肌。エプロンが似合っていた。小さな花のような笑顔で接客をしていて、ああ、あんな子とお付き合いできたらいいな、と単純にそう思った。
短期だったらしくすぐに見かけなくなったが、清楚な笑顔は印象に残っていた。
電車内の暇つぶしに、黒髪さんを花屋から連れ出すには、と妄想した。どこに行きましょうか、と小首を傾げる様はさぞかわいらしいだろう。呼び方に困って、花にちなんで紫苑さんと名付けた。他愛ない妄想だ。まだ恋人じゃないから、公園とかでじゃれるように遊んで距離を縮めたい。
大学の友達は、恋人がバイト辞めたのでデートの時間が増えたとうきうきしていた。独り身にはツライ笑顔だ。
羨ましいなあ、と思いつつ今日も電車で妄想に耽る。スマホアプリより個人的で、誰にもわからない、何の意味もない、ささやかな花の思い出を愛でる作業を楽しんだ。

学パロアル→ロス小ネタ(やるせないなら、) 

夜中に書き出した手紙は明け方に完成した。
碌に話したこともない、クラスも別の人との捏造思い出話をしたためたものだ。入学式での出会い、クラス発表での一喜一憂、毎日の授業にイベントごと。
彼は来年度、両親の転勤について行く。
桜が咲いた頃に姿を知り、桜が散る頃に去ってしまう。告白する勇気もない。どうせ居なくなってしまうのだからやるせないだけだ。
手紙は渡さないまま捨ててしまった。
いつか平気になったら、桜が枯れるくらい時が経ったら、彼の住む町に行ってこっそり懐かしんでみてもいいかもしれない。
引っ越しの日、彼の家を見に行った。マンションだけは聞いて知っていたので、トラックが停まっているのを見てすぐにわかった。家族と彼の乗った車が出て行った。さよなら、と手を振ってみた。それから走って追いかけて、諦めて立ち尽くした。居なくなるのは仕方ない。やるせない思いをするだけだ。心に決めた。
その夜も手紙を書いた。また捏造だらけだ。
再会し、友になり、笑いあう。
諦めるのを諦めた。どうしたってやるせないなら、会いに行くしかないだろう。

現パロ年の差アル→ロス小ネタ(黒るば) 

休憩時間になり、喫煙スペースへ向かうと夕日が差し込んでいた。白い壁と観葉植物が茜色に染まっている。陰になった自販機からコーヒーを買った。
窓から眺める景色は見慣れたもので、ビルの隙間から暮れかけた空が覗いている。
煙草に火をつけ、ぼんやりと外を眺めていた。
上京して六年だ。脈絡もなく思い出す。
実家の近所に住んでいた男の子がいた。とても良く懐いてくれて、休みの日は朝早くから連れ立って公園や川などに遊びに行っていた。
ーー歌を歌いたいんだ。
将来の夢を聞かれ、青臭い理想を告げると手を叩いて喜んでくれた。
ーーだから、卒業したら東京に行くよ。
早口に告げると、その子は幼い目を見開き動きを止めた。さっきまではしゃいでいたのに、透明な雫が雨のように手の甲を濡らした。
夢を理由に、本音から逃げた。
きっとあの子も気づいていて、告げられるのを待っていた。
己の無責任ぶりに苦笑する。煙草は一度も吸わないまま短くなっていた。缶を飲み干し、ゴミ箱に放る。
色の濃くなる空に、ぽつりと光るものがある。
都会では星は見えないと聞いていたが、目を凝らせば見えないこともない。

久々にかてきょ時代アルロス小ネタ(健全) 

「勇者さんてオレのこと好きなんです?」
なんとなくの問いだった。ルキがそんな感じのことを言っていたのを思い出したからだ。聞いてどうするのかも考えていなかった。
「んゅっ」
勇者さんは変な音を出して固まった。
座学が終わったところで、実技前の休憩時間だった。
ややあって、金縛りのとけた勇者さんがにへらと笑う。
「好きだよ?なんだよいきなり照れるだろぉ〜なんなんだよ〜」
「うわ気持ち悪い」
「どシンプルな感想!」
だってあんまりにも変な顔だったから。にやけてるのに全力で違うと叫んでいた。
机越しに手を伸ばし、ぎゅっと鼻をつまんでやる。
「あだだだだだ」
「嘘ついたら鼻が伸びる童話ってありましたよね」
「なんで嘘!?好きだよ!友達だし!」
「……」
「いだだだだだだ捻るな!!捻るな!」
「なんか気にくわなくて」
「シンプルな感想傷つくぅ!」
そりゃ友達だ。好きに決まってる。でも気にくわない。面白くない。どうしたらこの溜飲は下がるだろう。理性を介さず脳から直で言葉が落ちた。
「好き好き大好き愛してるー、くらい言ってくださいよ」
「……へ?」
あ、いい顔。

まよなかあるろす 

‪分厚いカーテンの向こうで、無音の雨が世界を包んでいる。窓からひやりとした湿気が流れこむが、二人の肌を冷やすには至らない。‬
‪アルバは乱れたままの息で、眼下に伏せるロスの髪に鼻を埋める。汗の匂いがした。濡れた皮膚が吸い付くように触れ合っている。‬
‪「ロス」‬
‪ささやいた。‬
‪重なっていた‬睫毛がふるえ、ほどける。
「…」
とろりと溶けた赤が、ベッドサイドのランプを受けて煌めく。
はく、とあえかに口元が動いた。
「ロス?」
耳元に問いかけると、くすぐったかったのかいやいやと肩をすくめられた。そのまま、寝返りを打ち仰向けになる。
唇が揺らめく。
「はなさ、ないで」
疲れ切った腕が背中に回された。
「うん」
望むまでもない願いだ。アルバは要望通り、腕の中にロスをとじこめた。ひたりと腹が密着する。
「ボクの」
言葉にすると、ロスは大輪の百合が咲くような微笑みを浮かべた。真っ白なシーツに散った黒髪と、火照り上気した肌のコントラストが美しい。
「あさになっても、このままで」
うたうように請われ、アルバは口づけを落として吐息をそそいだ。
「欲しいだけ、ずっと、全部あげるから」

ハグすると一日のストレスの大半が消えるというし、ひたすらあるろすがハグしあってるとこを眺めていたい

にいづまの日常 

キンコーン、と呑気にチャイムが鳴った。皆一斉に、思い思いに席を立つ。
「机寄せろ寄せろー」
俺達もいつも通り、ロスの席を中心に島を作る。わらわらと弁当を持ち寄る。ロスは今日も、立派な弁当を持ちながらデザートの果物のみを食べようとしていた。
「お前まだお腹ゆるいの?」
隣に座った部長が問いかける。ロス、朝イチ授業前もトイレ篭ってたもんなあ。
「食事時にやめてくれませんカマドウマさん」
「ゆるやかにきつい罵倒やめて」
しかしそのおかげで俺達いつもつるんでる組は美味いおかずを分けてもらえるのだ。
「ほーら配給だぞ」
「いぇーい!」
「あっ玉子焼きボクの!」
差し出された弁当箱に四方から箸が伸び、あっという間に空になる。やっぱ美味えわ。
「うちの姉ちゃん便秘で悩んでんのになー」
最近ましになってきたけど、昔は本当にひどい顔色で辛そうだった。腹弱いって大変だ。弁当代としてあったかいミルクティーを渡しつつ、帰りにゲーセンに行こうと盛り上がる。
「部長は予選敗退(サッカー)頑張ってください!」
「せめてカッコつけるの逆にしろよ!」
仲良いなあこいつら。

ハピエン厨を自覚しているのでさすがにBSSは萌えないだろうと思うんですが、でも元々モブロスダメだったのにゆみおさんの絵で開眼してしまったのでこれから先どうなるか自分でも…わかりません…│д°)

なんか小ネタ書きたいけれど、これぞ!というシチュが出てこない…(´・ω・`)

ごちそうさまです…!!✨✨🙏✨✨

旦那(攻)に妻(♀)と嫁(♂)を侍らせたいです。
3Pさせたいとかえっちな方向ではなくて、旦那×妻(♀)でいちゃいちゃしつつ二人掛かりで嫁(♂)を人生掛けて大事にして欲しい。
当然旦那×嫁(♂)でもある。旦那、両手に花。
妻(♀)と嫁(♂)は多少百合要素もありつつ旦那を信頼し旦那大好き。
旦那と嫁(♂)にとって妻(♀)は世界で一番お姫様。

なんかそういう…三人でいちゃいちゃしてくれ…!

勇者さん多分年上好きだから…。

軽く団子になってるけもはかわいい…

好きとか素敵とか言ってもらえるのでついついこちらで諸々書いてしまうんですよねぇぇぇぇ✨✨🙏✨✨

三章後アルロス 

好きな人に触れる、ということはなぜこんなに緊張するのだろう。
アルバとロスは両手で互いの頰を包んだまま固まっていた。
普段の何気無い接触ではこうはならない。これだって初めてではない。相手の隙を突き、掠め、驚かせる為なら何も恐れることはない。
なのに、いざ、と改めてしまうと駄目だった。
「…目、閉じてよ」
「…無理です。あなたこの状況で閉じられますか」
「…無理」
元来二人とも小心者だ。閉じた視界の外で何をされるか、わかっているからこそ怖くて瞬きすらもためらっている。
手のひらがしっとりと湿り気を帯びている。どちらの汗かも判別できない。
よし、とシオンが決意した。
「おでこにします」
「おでこ…うん、まあ、そっちなら」
額を出しているのはアルバだ。少し俯いて、額を前に出す。
シオンが首を傾けた。
わずかに触れる。離れたことを確認して、ガバリとアルバは顔を上げた。全身が熱い。
「きっ」
シオンも全身が赤かった。肌が白いから尚更顕著だ。
「今日はここまで!」
「おっ、はい!」
家庭教師のノリで終了を宣言され、同じく生徒として勢い良く返事をした。
恋人になって二週間目の話だった。

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Pawoo

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