@suamariko 熱量が少しでも下がると書く気がなかなか起きないのはここらへんも遠因では、と思ったりする。
同人は難しいなあと5年生になってもまだ思うのである。もう5年?まだ5年?
創作も同人も知らないときからここまで来たけど、ずっとかきつづけてる人は本当にすごいと思う。
[R-18] 「好き」の意味を知る日 | すあま屋/素甘りこ虎狩E43 #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5059087
隠れキリシタンネイル
というかクリスマスはバディカラーだな!!!! https://pawoo.net/media/Oo6X6iY-GNx5-TXI0bI https://pawoo.net/media/-f8P56HIn_rvo-NZSp0
銀の森を黙って歩く。ぎゅうと雪を踏む音、星明りに照らされる雪化粧の木々。寒さは痛いほどでつま先の感覚などとうにない。
寒い、痛い、綺麗。この丘を抜けると絶景よ。宿のオーナーがあまりに勧めるので戸外に出たもののすでに後悔しかない。この森はまだ続くのか?道の両脇はうっそうと茂っていて終わりが見えない。
重い雪に難航して息が切れ始めた時だった。いきなり開ける視界、下に広がる美しい夜景。きらきらと光る街の灯り。
「うわあ」思わず声を上げた。
手袋ではうまくカメラのシャッターを押せず、僕は焦れて指先を銜えて引き抜き、雪の上に落とす。
何度も何度もシャッターを切る。だれに見せたいかなんて言うまでもない。
いつ会えるか分からないが、きっといつか。
そんな写真はもう何枚になっただろう。
写真が増えるごとに想いも募る。
今はいい。今だけはいい。この気持ちを抑える必要も、隠す必要もないのだから。
僕は、まだあの街に帰ることはできない。
赤くしびれるように痛む指先に息を吐き、雪の中一人佇む。/銀の森
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