高宮聡 @sattakami@pawoo.net

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小説『煙が漂う街の中で』 PV第二弾

イラスト:上の森 シハ
BGM:「ネオンライト」 kabosnikki(TEMPLIME)
youtu.be/QpIDWzo_B7A

高宮聡 boosted

この部屋でパズルを作り始めたのが昨日で、彼が仕事から帰って来たのが朝方だった。つまり時間にして十三時間経過している。何者かが侵入した形跡はなく、パズルが入っていた箱など付属品もろとも消えていた。大通りに走り出るとパズルと同じ絵柄のシャツを着た人物を追いかけ始める……。

twitter.com/satalonade/status/

この部屋でパズルを作り始めたのが昨日で、彼が仕事から帰って来たのが朝方だった。つまり時間にして十三時間経過している。何者かが侵入した形跡はなく、パズルが入っていた箱など付属品もろとも消えていた。大通りに走り出るとパズルと同じ絵柄のシャツを着た人物を追いかけ始める……。

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高宮聡 boosted

日常の一場面をカタヌキの要領で頑丈にしたとしてその後どうするのだろう?ビル街で浮いた感じの植物園は確固たる輪郭を持っていた。朔を迎えた季節と同じくやってくる、タクシー乗り場での震えは平常運転だ。恋より酷い胸焼けに呼吸を止めようとして脱力する。「そうだ。美容室行かないと」

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日常の一場面をカタヌキの要領で頑丈にしたとしてその後どうするのだろう?ビル街で浮いた感じの植物園は確固たる輪郭を持っていた。朔を迎えた季節と同じくやってくる、タクシー乗り場での震えは平常運転だ。恋より酷い胸焼けに呼吸を止めようとして脱力する。「そうだ。美容室行かないと」

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高宮聡 boosted

「人間の大腿骨。今警察に調べてもらってる」ある会社の物置を清掃していた際に彼は不運にも発見してしまった。「ねぇその骨に肉は付いてた?」妹が興味津々に割り込んでくる。「ああ付いてた。骨付きカルビもため息が連続で……まあ憑いてたのは肉ではなかったんだがね」と彼は付け加えた。

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「人間の大腿骨。今警察に調べてもらってる」ある会社の物置を清掃していた際に彼は不運にも発見してしまった。「ねぇその骨に肉は付いてた?」妹が興味津々に割り込んでくる。「ああ付いてた。骨付きカルビもため息が連続で……まあ憑いてたのは肉ではなかったんだがね」と彼は付け加えた。

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高宮聡 boosted
高宮聡 boosted

ジョージは身動きが取れないながら周囲を見渡す。小川の上流から人の気配を感じ、自らがキリンに変化した気分で首を伸ばすが小さな滝に阻まれている。動物と人間の気配には違いが――。

ラブホ男の黙祷⑫|高宮聡
@satalonade|note(ノート)

note.mu/sattaka/n/n6d766a031ba

ジョージは身動きが取れないながら周囲を見渡す。小川の上流から人の気配を感じ、自らがキリンに変化した気分で首を伸ばすが小さな滝に阻まれている。動物と人間の気配には違いが――。

ラブホ男の黙祷⑫|高宮聡
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ブリッジしながらセブンアップ飲んでみ?世界が広がるから――。冗談を真に受けた俺は実際にやってみた。もちろん飲めるはずがない。今となってはその一回きりだったけれど、今日、再現ドラマのような光景を見てしまったのだった。幾ばくかの暇をつぶせて良かった。道路のカラスに話しかけた。

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改心するなら早めの方がいい。高台にでも登って水筒の冷たい飲み物で知恵熱を冷まし、とっくの昔に捨ててしまった祖父の形見を思い出しながら「あーあ」と後悔のような諦めのような感情の雰囲気を今の風潮へ変換して感じる。それだけしていれば大丈夫。ちょうどお盆だし、先祖へ敬意を。

https://twitter.com/satalonade/status/1160079323992227841

高宮聡 boosted

祖語の根底を覆すのがその後の懇親会だった。俺とスイは周りのみんなの絡みからなんとか抜け出し、それから懇親会会場とは名前だけの有名料亭の食事会兼試食会から抜け出した。層状になっていた寿司がミルフィーユっぽいなと笑いながら歩いていると、バスが停車した。それも古い見た目の、確かモノコックバスというやつだ。
 運転手が下りてきた時、スイはどうやら異変に気付いたようで、俺の後ろに隠れた。何を言いたいのか小声で聞くと「あの人同類だわ」と言ったきり黙り込んだ。
「やあ。今日は乗客が少なくてね。こんなことするのも変なんだが、二人とも乗って行かないか? タクシーよりも安くて広々としていて、どこへでも行けるぞ」

続きはこちら→note.mu/sattaka/n/n08c72a9bfab

祖語の根底を覆すのがその後の懇親会だった。俺とスイは周りのみんなの絡みからなんとか抜け出し、それから懇親会会場とは名前だけの有名料亭の食事会兼試食会から抜け出した。層状になっていた寿司がミルフィーユっぽいなと笑いながら歩いていると、バスが停車した。それも古い見た目の、確かモノコックバスというやつだ。
 運転手が下りてきた時、スイはどうやら異変に気付いたようで、俺の後ろに隠れた。何を言いたいのか小声で聞くと「あの人同類だわ」と言ったきり黙り込んだ。
「やあ。今日は乗客が少なくてね。こんなことするのも変なんだが、二人とも乗って行かないか? タクシーよりも安くて広々としていて、どこへでも行けるぞ」

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「例の偽悪者について質問が」彼はいつもいつも大仰な言葉遣いをする。漬物石を背負っているように猫背でテーブル席に座った。カウンターは店員が清掃中で、さっき子供が落としたアイスが床にまでべしゃりと落ちていた。「こちらおさげします」偽悪とは程遠い店員の気遣いだけが店内に残る。

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傘を捨てて路上でふて寝する。雨が上がってからまだ間もないため、背中に染みていく水分を感じながら青空に向かって「あ、あ、」と発声してみた。神社の前で行儀よくおすわりしている猫が睨んでいるのは間違いなく私だった。人間とは吾輩は~で始まる文学作品でも描写できない暗黒面を持つ。

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連載JPに記事を投稿しました。

短編小説『アイスモロー』
rensai.jp/284681#短編小説

”さっき話したことが分かるのなら、今まで使っていた超自然的周波数特性有言語は必要ないよね。ああ、理解出来ないのならいい。いつもいつも傍に居てくれてありがとう。また明日。”小学校の時の親友は少し変わったやつで、最後にあったのが去年の元旦だ。最北の町は今日も早々と夜を迎える。

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「君たち!タンゴを踊るなら僕の左側で踊ってくださいよぉ!」青年が叫んだのは渋谷の交差点だった。道路交通法に照らし合わせれば”タンゴは人間の左側を通行せよ”などとは定められていない。「事故を防ぎたかった意思は伝わる。でも私はサンバ派だ」通報を受け、警官は笑いながらそう話す。

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