いちさにホラーもどき③ 

@sasagebumi
ている。
「おりゃあああああ!!」
うねうねと収縮する黒いもやと、粘つく黒い物体に上から刀を思いっきり突き刺した。
「相変わらずしっちゃかめっちゃかですね。剣術の『け』の字もないですね。あるじさまは」
「倒せるんだから良いんだって。これでも。死ななきゃ安……」
「あるじさま、どうしました?」
何故、そこにお前がいるのだ粟田口一期。
「あの、貴女もしや…」
私の後を付いてきたらしいクラスメート。
普通、ついてくるか!?!いや、ついてこない!!!
頭の中が真っ白になったところで、私は屋上に寝っ転がった。
「あるじさまー!!!」
大丈夫。私は生きている。

こんな感じの霊能力者パロ。粟田口一期くんは主人公の弟子になるやつ

Show thread

いちさにホラーもどき 

@sasagebumi
粟田口くんの顔が引き攣ったまま固まっている。その視線が向かう先には、やっぱり居る。

ドロドロと粘着質な液体が零れているその歪みきった顔は怨嗟を吐きながら呻き声を上げていた。

制服を着た顔が崩れた化け物、と称するのが正しいかもしれない。
近くに落ちていた缶ボトルを遠くまで蹴りあげるとカランカランと空虚な音が静寂の中、響き渡った。
「あるじさま、馬鹿ですか?!馬鹿なんですね!?何やってるのですか!?」
クダ狐の声を合図に足を踏み出して、廊下を走り抜ける。廊下を走っては行けませんという教師の台詞が頭を過ぎったが、すぐにそれを打ち消した。
カンカンカンと階段を駆け上がる音と、後ろからついてくる人ならざる者の気配。
「こんのすけ!私、言っとくけど間違えて缶を蹴飛ばした訳じゃないからね!」
背中に背負っていた竹刀袋からお札がたくさん張り付いた刀を取り出しながら、屋上をバーンと開け放つ。
そしてそのまま、振り向きざまに一閃すると、何かが飛び散る気配と床に「ぎゃっあああ!」という恐ろしい怨嗟。
ドロドロに溶けているそれが制服に包まれ

Show thread

いちさにホラーもどき 

逢魔が時。暗い校舎の中を歩いていたら、案外と寝静まっている訳ではなかった。
文化祭のクラスの出し物で使う看板をひたすら没頭して作業する粟田口くん。
まだ残ってたのか。
この時間帯は学校に縛られている地縛霊とか居るから危ないよ。
なんて言える訳なかった。
「あるじさま」
なんだい。こんのすけ。
私にしか聞こえないクダ狐の声。可愛らしい肉球が足を進める度に、チリンチリンと鈴の音が鳴っている。
「あの男はあるじさまに相応しくありません!やめるべきだと!こんのすけは思うのです!」
軽く首を振りながら苦笑する。
そんなんじゃないんだって。いや、もう本当に。
「では!では!粟田口一期を時折、気にかけているのは何故です!?非常に面白くありません!」
もふもふの尻尾をピーンと立てながら、私の足にもふもふの手でぽふぽふと叩くこんのすけ。
ぶっちゃけ言うと癒されるだけだ。
本当にちがうんだよね。
だって、粟田口くんは。
「っ!?」
声なき悲鳴のようなものと共に机の上に置いてあった工作用具が大きな音を立てて落ちる音。
ドアの隙間から教室を覗くと見える。

いま、いちさに欠乏症になってる

というか、一期さんはそのロイヤルな顔の下に下心を隠してると思うと良きかな良きかなって。

なんというか、一期さんは好きな子以外の女の子には話し掛けないようなイメージがある。

とりあえず、一期くんにぬいぐるみ取ってもらったら、私それ家宝にするから(真顔)

いちさに現パロ続き④ 

@sasagebumi
粟田口一期はこの瞬間、悶絶していた。クラスの大人しい女の子。クラスでは目立たない存在だけれど、みんなの嫌がることも率先してやるようなそんな健気な女の子で、時折友人に見せる笑顔がとても可愛らしい子。
そんな彼女は一期にとって、慕わしい人だった。
彼女は大人しくて、男子生徒とも話すような性格をしていない。だから一期も会話なんて数える程だけれど。
ひっそりと恋い慕って、ひっそりと眺めているだけで。
そんな彼女がゲームセンターに入っていくところを見て、思わず追いかけると、ウサギのぬいぐるみに挑戦している場面に出くわした。
あまり上手く出来ず、とても残念そうにしている彼女。
あのウサギを持った彼女は、とても可愛らしいのだろうなと思ったら、つい声をかけていた。
「大事にするね?」
取ったばかりのウサギのぬいぐるみに顔を埋めてぎゅうっと抱きしめながら、彼女は恥ずかしそうにそう言ったのだ。
若干、目が潤んでいて、しかも上目遣いで見上げてくるものだから、一期の喉がごくりとなった。
可愛い。そして、そのぬいぐるみになりたい。代わりたい。

Show thread

いちさに現パロ続き③ 

@sasagebumi
「ありがとう……」
その優しげな表情に私はぽーっとなってしまって、顔が赤くなっているに違いない。
その顔を見られるのもとても恥ずかしかったけれど、お礼はちゃんと言わなきゃ。
「その、お金…」
慌てて財布から取り出そうとしたら、ふふっと小さく笑う声。
「それくらい良いですよ」
「え、でも……」
いやいや。200円は大事!だって、
「200円あれば、飴とか駄菓子が買えるし……」
「……ふはっ」
私の言葉を聞いた粟田口くんは何故か顔を背けて震えている。
あれ?まさかの爆笑?
「っ…、ははっ。……失礼しました。まさかそう来るとは思わなかったので」
可笑しそうに見つめられて、私は今度こそもう駄目かもしれない。
初めて男の子にドキドキした。そんな風に優しく笑って見つめられるなんて思ってなかったから。
もふもふの大きなウサギのぬいぐるみに顔を埋める。
「その……ありがとう。粟田口くん。た、大切にするね?」
恥ずかしくて、そっと目を逸らす。うう。お礼くらいちゃんと言いたかった!

Show thread

いちさに現パロ続き② 

@sasagebumi
「うーん。取れなくてね」
「ふむ……」
ふいに粟田口くんは私の横に立つと、そのウサギさんをじっくりと観察している。
あ、なんか良い匂いがする。こんなに近付いたの初めてかもしれない。
かっこいいなあとは思っていたけれど、会話なんてしたことなかったから…。
「あ、粟田口くん!?」
「ちょっとやってみます」
いつの間にかコインを投入してる!?
内心混乱状態の私だったけれど、アームはウサギの可愛らしい足を狙って……ってええ!?
「すごい!引っかかってる!すごい!」
「こういうのは足に引っ掛けてずらしていくんですよ」
入口まで大幅にズレたウサギのぬいぐるみ。
「あとは、これを押して……」
「えっ!すごい!」
二回目のプレイで、彼はこの大きなぬいぐるみを取ってしまった!!
ぽすんと入口まで落ちてきたぬいぐるみを取り出すと、あわあわしている私に大きなウサギを抱えさせてくれた。
「はい、取れました」
「……!」
ふわりと微笑んで、目を細める粟田口くんに私は思わず顔が熱くなる。
粟田口ってこんな風にも笑うんだ。

Show thread

高校生いちさに現パロ 

なんとなくゲームセンターに入ったら、可愛らしいウサギのぬいぐるみが入荷していた。
何これ可愛い。欲しい。
でも取るの難しいんだろうなあって思いながらも、とりあえず500円玉を投入してみる。
「う。頭が重たい。さわるだけだ……」
これは取れないやつだなあ。たれみみウサギだし、もふもふしてるし、欲しいんだけども。
高校生のお小遣いは有限だ。とりあえず、投入した分だけはプレイするとして深入りは禁物だ。
「あー…やっぱり引っかからないよねー…」
少しだけ持ち上がるけれど、ポテりと落ちてしまう。
仕方ない。諦めるか、と踵を返そうとした時だった。
「おや…?沙庭さん?」
名前を呼ばれてふと目を上げて驚いた。
「あれ?粟田口くん……」
クラスで人気者の粟田口くん。私が言葉を交わしたのは数える程度で、向こうが私のことを知っていたということに驚きだ。
それにしても、粟田口くんもゲーセンとか行くんだ……。そっか。男子高校生だもんね……。
妙な納得していると、捕獲しようとしていたぬいぐるみを見て、「この子が欲しいのですか?」と粟田口くんが問いかける。

男嫌いな審神者さんに迫った結果ry② 

@sasagebumi

肩を優しく掴んでいた一期の手を振り払って、思い切り手の甲で唇を拭った。
嫌だ。無理。無理だ。一期のことは嫌いじゃないけど、こんなの無理!
身震いする私を見て、どこか傷付いた表情の一期はおそるおそる問うた。
「気持ち悪かった、ですか?」
「……」
問いに応えを返さない私は、口元を押さえながら蹲った。
「だって、濡れてた……。何か生暖かくて、それで…」
蹲ったまま、頭を抱えてしまった私の頭を一期は、『手袋越しに』撫でる。
「分かっております。これは仕方のないことだと。生理的嫌悪感は簡単には拭えません。主殿が我らを男として扱わなかったのも貴女の善意ゆえ」
だから、私に審神者なんて向いてなかったんだ。私は男に女として見られることにとてつもなく嫌悪を覚える。
「貴女に拒否されようと、私はやめません。男として見られなければ、」

Show thread

男嫌いな審神者さんに迫った結果、きもちわるいと言われて重傷になる一期一振 

どうして恋人たちはそんなことをしたがるのだろう。
他人の肌になんて触れたくもないよ。
生暖かい指先に触れられてゾワゾワってした。
「主殿?」
「………」
呼びかけられて答えなきゃいけないって分かってるのに動けない。
一期一振は初めての太刀で、随分前からお世話になっている近侍だ。
私は彼のこと嫌いじゃなかったから、だから「うん」って彼の告白に答えたんだ。
「触れても良いですか?」
「え。あ……」
声が震えないことを祈る。答えにもならない返ししか出来ないけれど。私は男の人が本当に駄目なんだ。一期相手でも駄目だった。
顎にその細くて綺麗な指がかけられて、上向かされて何をされるのか分かった。
吐息が唇にかかってぎゅっと目を閉じた瞬間、柔らかい感触が唇に触れた。
「……!」
何が触れてるのか分かる。それでも目を開けたくない!
濡れた感触。
どうして、恋人たちはこんな行為をするんだろう。他人のそれが触れ合って、湿った自分のではない唾液が触れることに耐えられない!
「い、いやっ!」
「……!?」
振り払った。

私が書くいちさにって、いつも審神者さんの個性ってあんまりないんだけど、今度の新刊の幼女審神者ちゃんに関しては少し個性を付け足してみようかなって思う。
まあ、個性って言っても目立たないんだけどね。
特別な力もないし、何もないんだけど。外見設定もないし。
あれ?いつもと変わらない?

レインさん本丸の一期さん楽しい(好き)

とりあえず知ってる人をフォローしておく…

アカウント名は同じで良かったんだーって知ったのが、さっきだけど、そのためにアカウント作り直すのも面倒なのでここでは、ささげぶみ で行きます

ローカル…!?とはなんぞや

わーい!フォローする方が増えていくー

ぱうーはアレだ。黒いTwitterみたいな

Show more
Pawoo

The social network of the future: No ads, no corporate surveillance, ethical design, and decentralization! Own your data with Mastodon!