ほんとだTL消えてる。゚(゚^ω^゚)゚。

アルロス/現パロ 

「...なにしてるの」
 自分でも引くくらい冷めた声が出た。
 ソファに寝転がるロスのスマホの画面にはトランプがたくさんうつってる。最近のロスのお気に入り。
「ソリティアです」
「そんなにおもしろい?」
「なんか手があくとついついやっちゃうんですよね」
 ロスの手元からシュシュシュッという音が聞こえてくる。clearという文字が浮き上がる。
「ちょっと、」
 そのままロスの指が下の方の、リトライの文字をタップして思わず声が出た。
「なんですか」
「まだやるの」
 ロスの指先ではすでにトランプが配られていて、ハートのエースをタップしていた。
「別に他にやることもないですし」
「なくても」
 目の前に恋人がいるんだぞ。ロスの手からスマホを引き抜...く勇気は出なくて、寝転がるロスに半分乗るように抱きついて狭いソファに一緒に寝転がった。ロスがもぞ、と少しだけ動いて、じっと大人しくなる。
 頭上からはシュッシュッと響く音。
「...先にほったらかしにしたのはどっちですか」
 慌てて起き上がるとロスの手からスマホが固い床にすべりおちて、あげた頭をはたかれた。

「あ、パンダ」
「え?」
研究所で勝手に書物をあさっていたロスが唐突に動物の名前を言った。
「これが、パンダなんですねぇ」
うっとりとした表情で紙面をなぞりながらそう言った。何を読んでるのかと思って覗き込めば、動物図鑑だった。
「ロスってパンダ知らなかったの?」
千年前はいなかったのだろうか?いや、あれ、どうなんだろう。今度動物のそういう面も調べてみようか。もしかしたらシオンのいたあの村では珍しい動物だったのかもしれないな。その可能性が高そうだ。
「ねえ勇者さん、ニセパンダってほんと、ニセのパンダですね」
「そりゃそ.....ロス?」
そっかぁ...と泣きそうに、嬉しそうに、.....なんだか幸せそうに笑うロスに、ニセパンダの出生を知りたいなと考え始めていた思考を止めた。

創作をたくさんやっていきたくてはじめました。

Pawoo

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