あまなつ👨‍❤️‍💋‍👨🖋 @rainbow_e_lv@pawoo.net

おっふ、最近は高低なんだぜ←

フォロワーさんが疲れ気味らしく心配(._.)

久々に浮上

「…及川さん。」
「…ぅー……」
ウリウリと腹の上で額を擦り付けられるのを眺めつつ、そういえばこの前面倒なところと試合をしたとぐずっていたなと思い返していた。
高2に上がる冬、及川さんと岩泉が東京へと旅立った。青城や元北一のメンツから少し離れて見送った俺も、春には進級し後輩を迎えた新体制がスタートする。正直コミニュケーションが不安だったけど、北一から来た奴と日向たちのおかげもあり、部活の調子もいい。満ち足りていたある日、いつのまにか登録されていた及川さんからメールが届いた。
《元気？飛雄ちゃん》
当たり障りないそれに、不思議と俺は返事をさずに電話をかけたのがきっかけだったと思う。連絡を入れたら愚痴と弱音を聞くようになっていた。
今までの強い及川さんと違うそれに不思議とウザさとかはなくて。むしろ何かと心臓がきゅうきゅう痛むのが気になるぐらいで。このきゅうきゅうが心地いいのが悪いと思いつつ、目の前の茶髪を撫でる。
「…俺お前より年上だよ？」
「…いらなかったっすか？」
「…もっとしろよ。」
偉そうですね。と思いつつ、俺は色々頑張っている及川さんの頭を撫で続けた。

ーーせや、あの女の子みたいに呼んでみたん。別に可愛さとか気にせんし、男やないと同じように部活することもない。せやから女の子より侑近いなとは思う、やから女の子になりたいとか思ったことない。これからも女の子になりたいとか思わん、それは神さまに失礼やしな。けどな…でも、その……。
「お前の横に、気にしんと並べんのは女の子や。そこはどーにもならんから……悔しいなぁっておもっ！」
そういうた瞬間、ガンッと背中のロッカーが音を立てる。でかい手が俺の顔の横にあって、ロッカーに打ち付けられとる。セッターやろ、なにしとんねんと思いつつ睨み上げると侑の顔が近いのに気づいた。冷たい眼光に映る自分に身体が固まったのがわかる。なんとか下がりたいけど、これ以上は下がられんし…なんて思とると、北さん。と声が降ってきた。
「北さん、可愛すぎやろ。なんなん？俺んこと、どないしたいん？」
「…別に、どないも。」
「もぉ、黙ってください。」
そういうて食われるみたいに口を塞がれた。

「あつむくーん♡」
黄色い歓声が体育館の前で飛ぶ。寒い中ご苦労なことやと思いつつ、横を通り過ぎて部室に入った。練習着に着替える途中ふと、自分の腕を見る。骨の周りを覆う筋肉……太いなぁ。さっきの女の子とはちゃう。こないだの文化祭で出し物のせいでセーラー服を着た時、アランとかには似合とるいわれたけど、バケモンでしかなかったと思う。ひらひら揺れるスカートから出る筋肉の張った足、ドンキで買うた上も窮屈でどっこも可愛なかった。別に可愛くなりたいとかやないし、女の子になりたいとかやない。ただ…。
「…あつむくん。」
「はーい、なんです？北さん。」
「！」
まさかきた返答にビビって後ろを向くと、いつのまにか背後にいた見知った顔がカラカラ笑っとった。
「急にくん付け、嬉して返事してもーたわ！」
「…。」
「どないしました？あ、まさかあそこにおった女の子のマネしましたん？」
「…せや。」
「えっ。」
揶揄う侑が固まったのをみつつ、それまで溜めてたことを全部口が勝手に言い出した。

イタリアンカラーのそれが、天井近くまで上がり黒尾めがけて落ちていく。黒猫は、見慣れた茶髪のチャラ男へとそれを打ち上げた。定期的に桜華、木崎原、景臣三校合同合宿は行われ、今もシャッフルをしての試合中だった。ボールは華大のセッター及川が、同じく華大の二枚エースの一人木兎へと上げ、床へと打ち付けられる。相手コートの影山がそれをひどく悔しそうに睨んだ。
「ナイスぼっくん！」
「おーよ！ へいへーい！」
「うっせーっつーの、バカ梟」
「チッ！！！」
「ちょっとー！相手のセッター態度悪くなーい？」
カマ口調に腰をくねらせる及川に黒尾が苦笑を送っていると、影山の肩を華大の宮侑が叩いた。
「なんや飛雄くん不機嫌やなぁ、せっかくのべっぴんがおブスやで？」
「ぬぅ、及川さんのせいです」
「あれまぁ、なんかあったんかい？」
「今朝方約束されました。シャッフルで負けたら今度の休み、メイドになってって。」
口を尖らせて告げた内容に、場が固まる。言われた相手はというと、可笑しそうに笑って及川へと声をかけた。
「及川さんやっば」
ケラケラと笑う声が響いた瞬間、滝の汗を流す及川へとボールが飛んだ。

「さーむい！やっば！！！」
「……なにがやばいんかよーわからんけど、寒いのは同意や。」
「もー！北さんノリ悪いですって！！」
わやわやと騒ぎながら、俺らは神戸市の方まで足を延ばした。今月から始まる某イルミネーションの祭典は、ありがたいことに兵庫で行われるわけで。お互いバレー優先やから、こういうのはあんま得意やない。めんどいやん、人混みの中にわざわざ行って光ってるの見てなにがおもろいねん。そんなこと思ってたはずやのに、北さんと付き合うようになってから、こういうのが気になるようになった。治が聞いたら絶対文句と揶揄うわ。アイツと角名が付き合うようになった時、さんざバカにしたからな。恋ってやばいわ。
そうはあっても、人混みも寒さもやばいからあー！と吠える。その時、小さい手に左手を包まれた。不意に見下ろすと、雪みたいに白い髪から覗く赤い耳。お互い無言。バレたら世間が怖い、でも……。
「……えらい大胆やね、北さん。」
「……人多いし、離れたらうっといやん。」
「せやね。ちゃあんと……離れんようにしとかな。」
そういうて俺はわずかに掴むだけやった手に、指を絡ませた。

キラキラと反射する白に、眩しさを覚える。北さんの色素は全体的に薄いが髪は一等薄くて、柔らかい。可愛いなーと思いながら撫でていると、下から視線を感じた。
「……なんやねん。」
「いやー、綺麗な白やなーって。遺伝です？」
「……かも？」
「なんで疑問系なんすか。」
真顔でおもろい事をいう北さんにツボった。その間にも頭を撫でるのはやめない、ふわふわしてて一本一本が細い。可愛いなぁ、全部が可愛い。白い髪も蜂蜜みたいな目も、収まり良いちっちゃい身体も全部が全部愛おしい。
（今まで、女の子と付き合った事あんのになぁ……なにがちゃうんだか。）
愛しい身体に回した腕の力を強めつつ、肩口に擦り寄ると頭のてっぺんを小さい手が這う。
「お前のは、染めとんやんな？」
「わかりやすいでしょ？」
「せやな。でも……。」
そのあと続けるように身をよじった北さんが、俺の胸に擦り寄る。猫みたいな仕草にまたときめいていると、胸前で声が響いた。
「普通でもわかりやすいやろ。侑は侑。治は治や。」
もー、可愛い事言わんでください。そんなことぬかしつつ、俺の内心はまたキュンと音を立てた。

及影が最近密かに再熱してるんです…

「飛雄、お願いがあるんだけど…。」
最低で最高な先輩に、恋していると自覚したのはいつだったか。はっきりした瞬間はないけど、多分中学の入部日からだと思う。あの時のジャンプサーブは、今まで出会ったどのサーブよりもキラキラしていて美しかった。その日以降、部活以外でも及川さんを見かけるたびに目が彼を勝手に追っていた。
ーー好きだよ、飛雄。
高一の冬、及川さんが東京への進学を決めたその季節は例年以上に雪が降ったらしい。仄暗い街灯の下、通学路の陰で俺を抱きしめて囁かれたのは今でも鮮明だ。そういえば、あの時も今みたいに真剣で怖い顔だったかな。
そんなことを思いながら、珍しいお願いをしてきた彼に詳細を尋ねる。付き合って三年…同棲を始めて以降、及川さんのことをたくさん知った。だからわかる、彼は今…とても焦っていることを。
「お願い飛雄、理由は後で説明するから今すぐここから出「とおーるぅううう！！もう私離婚する！！俊介のバカヤローー！！」
現れた女の人は及川さんとそっくりな人だった。

我が家の松は日曜だから5話で盛り上がってるところに入れないというね…
いいんだ、地方だから見れてることが奇跡なんだ…

ツイッターまじ怖いなって白石被告のやつ見てたら思う。
だからってパウーさんが安全とは限らん、世の中ポイズンですよね。

おはようごぜーます

パウーさんのこと忘れてたわけじゃないからね！（）

最近来てなかったね

たでーま

おわった！
帰るっぱ！

あ、なんか変なやつつけてもーた