誰得メモ
あのシリーズはほとんどが光世視点なんで、大包平は大抵強気で、特に最初の頃は強引な振る舞いをしてるんだけど、大体その後、不安そうだったり光世の反応にホッとしてたりする。
自分の言葉は本心で、間違っていないという自信はあるけど、正しいからといって光世の心に届くとは限らないとも解っているので、やっぱり少し不安だし、ちゃんと届いたと分かれば嬉しい。
光世は大包平のそういう時のほんのわずかな感情の揺れには気づいてるけど、内心どれだけ葛藤しながら自分に声を掛けてきてたのかは気づいてない。
そして、それに自分が応えたことが大包平の背中を押してることにも。
誰得メモ
って書くと、とたんに縁側本丸の大包平が健気可愛く見える不思議。