蝶々喃々 小川糸 読了
再び小川さん。下調べせずに適当に選んだけど、今度は台東区の地元のお話だったので興味深く読んだ。イナムラショウゾウや鍵屋も登場しておーっとなった。そして地元なのに全然詳しくないお祭りとか出てきて笑えた。それはともかく、小川さんは丁寧な暮らしをする女の人を書く専門の人なのだろうか。今回のお話の主人公もアンティーク着物のお店をしている女の人だった。が、しかし。妻子ある人を好きになる話だったので、しかも最後は一旦は清算した関係が復活するか…みたいなラストだったので心底ケッと思いました!笑
いくら丁寧な暮らしをしようが誠実に生きてようが不倫してる時点でマイナス1億点ですぅ〜〜〜!みたいに思いました!別れてから付き合え馬鹿者どもが。ケッ
でもまた懲りずに小川糸さん読んでみようと思う
小説8050 林真理子 読了
面白かった。ずっと読みたかったけどようやく図書館にあった!80歳と50歳の親子が出てくるもんだとばかり思ってたけど、将来8050になるのを恐れる、50歳と20歳の引きこもり息子の親子の話だった。なんかすっごい他人事じゃない…ハラハラしたし途中涙ぐんだりした。いや〜ほんと子供が引きこもりになったらどうしていいのか分からないわ…対応が分からない。どう決着するのかなと思っていたけど、最後は一応希望があるラストでほっとした。
林真理子さん、昔なにかの著作を読んで響かず(今著作確認したけど多分読んだのは街角に投げキッス)だったけど、見直したわ(上から股間)
多少展開が急だったりしたけど、まぁ、まぁ。許容範囲内です。
Twitterで話す内容ではないなと思ったんでこちらで。
私見…ですけども、今ロシアの残虐行為がセンセーショナルに報道されてるけども、それはロシアが特別残虐なのではなく、戦争という状況下では、あらゆる誰もがそういった残虐行為をしてしまう可能性があると思うんですよね。私は絶対そんな事しない!って平時は思っている人でも。いつも優しく穏やかな人でも。一人の例外もなく。
戦争とは、関わった人間を破壊してしまうものなのだと思う。今までの人生で培ってきた人格をも何もかもめちゃくちゃにしてしまう。
だからしてはいけないのだと思う。
今ロシアを非難している人も、戦場に立ったら同じことをしてしまう可能性は、大いにあるんだと思う。画像や映像が出る時代だから、信じられない!酷い!ってみんな言うけど、同様の残虐行為は常に戦争や紛争の場面で連綿と絶えず続いてきた訳だし。
安全地帯からは何も言えないし、軍拡して備えよ!戦え!っていう意見にも私は強い拒否感がある。じゃあどうするべきかって、戦争すんな、武器を捨てろとしか言えず、でも誰も捨てず、どうしようもないよねこの世界……って思うわけです!!!!
はーーー以上!!
20↑ エレリ箱推し箱固定 進捗日記/読んだ本の感想など