天空の蜂 東野圭吾 読了
民間と防衛省が力を合わせて作った最新鋭ヘリコプターを遠隔操作でジャックし、原発の上に待機させて、要求を呑まなければヘリを原発に墜落させる…という小説。最後、もうひとひねりあるかな?と思いきや無かったけど、面白かった。東野さんはこういうシリアスな話を書くのが良いと思う。ちょっと前に黒笑小説ってタイトルのポップな短編集?な本を読もうとしたけど、凄く鳥肌立つ感じで、時代遅れのオジサン臭が物凄くて全然読めなかった…すごく…気持ち悪かった…
東野さんにはガチなシリアスを書いて欲しいと思いました。

蝶々喃々 小川糸 読了
再び小川さん。下調べせずに適当に選んだけど、今度は台東区の地元のお話だったので興味深く読んだ。イナムラショウゾウや鍵屋も登場しておーっとなった。そして地元なのに全然詳しくないお祭りとか出てきて笑えた。それはともかく、小川さんは丁寧な暮らしをする女の人を書く専門の人なのだろうか。今回のお話の主人公もアンティーク着物のお店をしている女の人だった。が、しかし。妻子ある人を好きになる話だったので、しかも最後は一旦は清算した関係が復活するか…みたいなラストだったので心底ケッと思いました!笑
いくら丁寧な暮らしをしようが誠実に生きてようが不倫してる時点でマイナス1億点ですぅ〜〜〜!みたいに思いました!別れてから付き合え馬鹿者どもが。ケッ
でもまた懲りずに小川糸さん読んでみようと思う

ツバキ文具店 小川糸 読了
Twitterで読了報告を複数見たので読んでみた。面白かった〜鎌倉の、老舗文具店で代筆業も営む女性の話。文房具(ペンや紙)の話がたくさん出てきて面白かった。鎌倉は憧れの街だから尚のこと面白かった。住んでみたいな〜小川糸さん他の著作も読んでみたいと思った。
ただ、終盤に成立したカップルがちょっと、????という感じだった。主人公のLoveもいきなりの感があった。無理やりくっつけなくても良かったんじゃないかなぁ…と思った。それが無ければもっと良かったのになって。エレリと違って恋愛要素は小説に必須ではないと思うのす…

あと失恋カレンダーも読んでるわ林真理子さん

小説8050 林真理子 読了
面白かった。ずっと読みたかったけどようやく図書館にあった!80歳と50歳の親子が出てくるもんだとばかり思ってたけど、将来8050になるのを恐れる、50歳と20歳の引きこもり息子の親子の話だった。なんかすっごい他人事じゃない…ハラハラしたし途中涙ぐんだりした。いや〜ほんと子供が引きこもりになったらどうしていいのか分からないわ…対応が分からない。どう決着するのかなと思っていたけど、最後は一応希望があるラストでほっとした。
林真理子さん、昔なにかの著作を読んで響かず(今著作確認したけど多分読んだのは街角に投げキッス)だったけど、見直したわ(上から股間)
多少展開が急だったりしたけど、まぁ、まぁ。許容範囲内です。

隠し事 羽田圭介 読了
倦怠期の同棲カップルの駆け引き的なお話。主人公である彼氏の性格がめんどくせぇなぁコイツwwwって感じだった。サラッとしたお話。もう少しなにか起伏があると良かったな〜

夜明けの街で 東野圭吾 読了
東野圭吾を借りてきてくれと頼まれて借りてきて読んだ。つまらんかった。不倫の話だからか?馬鹿な男と馬鹿な女の話…としか言えない。期待を裏切るどんでん返しが来るかなと一縷の望みをかけたが、別になかった。予想の範囲内。印象に残らない娯楽小説って感じかなぁ。不倫してる人には刺さるのかもね?

鬱 花村萬月 読了。
はーーー重たい…読むのに体力がいる小説だった。改行が少なくて真っ黒なページが延々と続く。そして陰惨な描写も多い。若い頃の萬月氏だなぁ…という感じ。鬱屈した思考の奴隷(しかし傍目から見れば雑魚)的な主人公が思索の迷宮を彷徨い歩いてる。概念的な記述が多く、読むのに集中力が要る。疲れたわ〜そして性描写がやたらと多いwエロティックアンドバイオレンス…
おなかいっぱいです。ふぃ〜

模倣犯 1-5 宮部みゆき 読了。
はーー面白かった!!昔は気にならなかったライターの女の人にすげぇイライラしたなwあと有馬のおじいちゃんがかっこよすぎてびっくりした…そして変わらずピースがムカつく!ムカつく!でも現実にいたらワイも騙されてしまうかもしれない…(顔が良い男に弱い)
ほんとどうやったらこんな話が書けるんだろう?どうやって組み立てるんだろうこんな長編…すげぇなぁ〜〜〜〜!!!!素晴らしい作品でした

滅私 羽田圭介 読了
ミニマリストの話か〜なるほど、と思いながら読み始めたら、なんか主人公が思いのほか黒く、嫌な過去を持っていたことが判明し、なんだ?どうなるんだ?と思いながら読んでたら置き去りにされたまま唐突に意外な形で終わってしまった。ははーん純文学!純文学はこれだから!
でもモノを捨てる思考に侵されたヒトの考えがよく分かったな〜なるほどな〜って思った

星へ落ちる 金原ひとみ 読了
男女4人の連作短編集。男3.女1。ひとりの男を女と男が奪い合って、その女に捨てられた男はいまだに女に縋りついてるみたいな状況。つまらなくはないけど、恋に溺れた女にアホちゃうかと思ってしまう。女が作家っていうのも、見た目が良い描写も、ウーン金原さんこないだ読んだ本も女作家が出てきたな…そしてその女作家を持ち上げる描写あったな…とか思い複雑な心境にさせる。自己投影されて(しかも美化して)るのは苦手だわ〜

兎の目 灰谷健次郎 読了
はーーー名作。めちゃくちゃ名作。何回読んでも最高ですね…名作はいつ読んでも名作。何回も泣いた。初めて読んだ時小学生だったけど、それから30年近く経った今も面白い。悲劇ではないのに情動をガンガンに揺さぶられて泣かされる。人物が生きてるんだよなぁ〜。こういう話を私も書いてみたいなぁ

バトルロワイヤル 高見広春 読了
はーやっぱり面白いな〜。悪趣味なグロ描写の陰で、真っ当で真っ直ぐなメッセージが書かれてるよね。状況が凄惨で過酷であるが故に、一層その清らかさが際立つ…というような。中学生の子供たちの、精一杯さが伝わってくる。
創作界を変えた1冊だと思う。デスゲーム系の開祖みたいな。高見さんもう1冊出さないかなぁ

木曜日の子ども 重松清 読了
模倣犯が借りられなかったので代わりに借りた。けどもイライラしてクライマックスは流し読みしてしまった。犯人の狭い世界観というか鼻につく感じが堪らなかった〜そうはならんやろ〜警察〜何してんや〜!!みたいなツッコミも湧いてしまい…ちょっとダメでしたね

cocoon 今日マチ子 読了
戦争はいかんよなぁ…と思いつつ、何を伝えたかったのかちょっとよく分からんかった。露悪…露グロ?的な描写があり、勿論戦争の悲惨さを伝えるためには必要なのかもしれないけど、そんな風に描写する必要あった?と思う。悲惨さを伝える手法は別にグロ描かなくてもあるよね…みたいな。
なんとなくタイトル聞いたことあったけど、夕凪の街桜の国と違ってそこまで有名で無いのはそれが理由じゃないかな。
とは言え、戦争はいかんぞ!と改めて知らしめてくれました。戦争はいかんぞ。
私はいつの日か悲惨さに依らない情動を突き動かす話を書きたいなぁと思いました

宮沢賢治と学ぶ宇宙と地球の科学4 地層と地史 読了
はーやっと読み終わった面白かった。読むものがない時にちょっとずつお風呂で読んでた
今回のは地層に含まれる化石などの関連で、生命の歴史にも触れられてて面白かったなぁ〜ここら辺も創作に活かすと面白そう…

絶唱 湊かなえ 読了
久しぶりに湊さんのご本読んだな。面白かった〜湊さんの今まで読んだ本の中で一番好きかも。ミステリーでない、祈りのような本。連作短編集で阪神大震災がテーマになってる。最近阪神大震災テーマの本に当たることが多いな、気のせいかな。トンガに行ってみたくなったな〜楽園の景色を見てみたい。
祈りが描写されてるストーリー、好きですね

黒牢城 米澤穂信 読了
結構期待して読んだんだけど、イマイチ肌に合わなかった。倦んだ空気がずっと漂っていて、あまり動きがない(もっとも、そういう状況の話だからなんだけど)
最初に黒田官兵衛が現れるまでが長い。レクターとクラリス的な、牢屋の中の人物が謎を解く話なんだけど、退屈だった。でも我慢して読んだら最後の最後は面白かったな。というか多分、ワイに時代小説を楽しむ素養がないことに原因があるんだろうな〜
戦乱の世で誰と誰が戦ってどうしたこうしたってどうでもいいんだもの…そういう歴史小説が好きな人には面白いんだろうなと思いました

護られなかった者たちへ 中山七里 読了
映画になったよね?以前映画の予告を見て、読みたいなーと思ったので読んだ。
今まで読んだ中山七里さんの著作の中では一番面白かったな。今までのような奇を衒ったトンデモ犯罪ではなく、社会派ミステリ。とは言えやっぱり少し誇張が激しいけど…。そうはならんやろとツッコミたい気持ちに目をつぶれば、充分楽しめた。でも他の方も書評で言ってたけど、なぜ犯人がそのタイミングで事件を起こしたかが最大の謎だな…言及されてないし…
でも(すんごい上から目線になるけども)及第点です。中山さんこれからもたくさん著作を書いてもっともっと面白い小説を生み出して欲しい。

Twitterで話す内容ではないなと思ったんでこちらで。
私見…ですけども、今ロシアの残虐行為がセンセーショナルに報道されてるけども、それはロシアが特別残虐なのではなく、戦争という状況下では、あらゆる誰もがそういった残虐行為をしてしまう可能性があると思うんですよね。私は絶対そんな事しない!って平時は思っている人でも。いつも優しく穏やかな人でも。一人の例外もなく。
戦争とは、関わった人間を破壊してしまうものなのだと思う。今までの人生で培ってきた人格をも何もかもめちゃくちゃにしてしまう。
だからしてはいけないのだと思う。
今ロシアを非難している人も、戦場に立ったら同じことをしてしまう可能性は、大いにあるんだと思う。画像や映像が出る時代だから、信じられない!酷い!ってみんな言うけど、同様の残虐行為は常に戦争や紛争の場面で連綿と絶えず続いてきた訳だし。
安全地帯からは何も言えないし、軍拡して備えよ!戦え!っていう意見にも私は強い拒否感がある。じゃあどうするべきかって、戦争すんな、武器を捨てろとしか言えず、でも誰も捨てず、どうしようもないよねこの世界……って思うわけです!!!!
はーーー以上!!

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Pawoo

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