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お付き合いを 

始めるのは、子供の心の成長と、本当に好きになってからでいい大人な降コしか浮かばないのは、元の姿を取り戻せなかったとしても、幼馴染をそう簡単に諦めるような主人公じゃないし、彼を彼たらしめる根幹に幼馴染の存在があるから、というのが一番大きな理由。
でも、例えば「彼女を好きなままでもいい」とか「元に戻るまでの限られた間だけでいい」とか言って子供を口説いても、

「ボクがそんな最低な男だと思ってるの…?」

って引き気味に振られそうだなとも思ってしまう。
大人も大概複雑で面倒くさくて重い人だけど、子供の一途で深い誠実な愛しかたのほうが、ずっと重い可能性もある。

家族的なものだけれど、既に間違いなく愛情はあるし、ずっとこの人と生きていくんだろうなと実感も湧いてきたし、いつか恋情も抱く予感はするけれど、今日はまだ違う。
きっと好きになるんだから、はやくあなたに想いを渡せる日がくればいいのに、みたいな、なんで今日がその日じゃないんだろうとため息をつく子供の同居降コ。

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個人的な解釈の話(固定用) 

工藤新一は心変わりする男じゃないし、毛利蘭に不誠実な振る舞いをする男でもないので、元の体を取り戻すことができたなら、ヒーローにふさわしく蘭ちゃんとの完全無欠のハッピーエンド。
原作の彼が蘭ちゃん大好きすぎて、新蘭以外が浮かばないというか。
なので、妄想は「元に戻れなかった」というバッドエンドを経るIFルート。
元に戻るまでの時間に、誰か期間限定の恋人を作るなどの展開も、私の解釈では無いです。
あくまで戻れないことが決定した上に、誰より何より大切で大好きな幼馴染を諦めなければならなかった、その後の話。

安コは正確には安→コであって、更に言うなら安→コ→蘭。
連動的にバボ→コ→蘭。
降コでようやっと、降→コから降コ成立。

降(安バボ)→コは恋と愛がほぼ同時に、コ→降は愛が先にあって心の整理や成長を経て、やっと恋がやってくる感じ。
互いの潔癖さや頑固さ気の強さ一途さ純粋さ、(大人は描写されてないけど)子供の嫉妬深さや独占欲を鑑みると、心身ともに誠実でないと成立しないとも思ってる。

そんな解釈でいます。

半覚醒状態で、胸の上のあたたかく柔らかい子供の存在を現実だと認識できなくて、さらさらの髪を梳いたりどこか甘いにおいをかいだりやわやわと揉んで柔らかさを確かめたり子供の形を確かめながらあたたかさを味わう大人と、起こしたくないけどくすぐったいから撫で回さないで欲しい子供の、同居降コ。

誤魔化しようがないほど舟を漕いで、ぐらぐらと揺れるまるい頭を支えながらも、眠いけれど眠りたくないと睡魔に抵抗する子供の好きにさせてくれる悪いお兄さんのバボコ。あえて眠りを促すことはしないけれど、まだ寝ない、あなたの体があったかいのがいけない、と膝を降りようとするのは阻止する大人。

自分が寝ている時に、嬉しそうにこっそりほっぺを吸っている大人に気付いてる子供の同居降コ。そっとほっぺをつついて起きないのを確認してから、起こさないように吸っているつもりなんだろうし、実際ほとんど寝てるんだけど、吸われてるのは気付いてる子供と、起きない子供に甘えてほっぺを吸う大人。

寒い中走ってきて挨拶と同時潜り込むように上司の膝に収まる子供と、それを当然のように受け止め風除け兼椅子になり、赤く色づいたもみじを包み込んで温めるどころか、どこにしまっていたのかちいさな手袋を子供の手につけ始める上司に、何をどこから驚いていいのか完全にタイミングを失った部下の人。

差し入れ片手に住居に顔を出したら、寝そべる師匠の背中を歩いている子供と、気持ち良さそうに呻く師匠を目撃して、凄く羨ましい大人の安コ。顔に出したつもりはないのに時々驚くほど鋭い師匠に看破られ、足踏みマッサージを受けていくことになり、本気で照れているのに子供が容赦なく覗き込んでくる。

親子になりたいとはこれっぽっちも思っていないけれど、親と同じくらい安心できる場所になりたいとは思っている、疑似親子じゃなく家族になりたい大人の同居降コ。職業柄、安心できない関係の家族も知っているので、子供への想いを慎重すぎるほど慎重に扱うあまり、むしろ愛の重さに気づかれてしまう。

でっかい図体で甘えるられるのにそろそろ面倒くさくなってきた子供に、ちいさなもみじでやんわりと押しのけようともちもち抵抗されると、本当に抵抗する気があるのかと、寧ろもみくちゃに抱きしめたい欲でムラムラしてくる大人の同居降コ。欲に負けて実行すると本気で抵抗されて、心に大きな傷を負う。

腕の中で「お腹すいた…」と切なく呟く可哀想な子供のために、温かい食事の献立を足早に考えながら、エネルギー切れに近いほどお腹を空かせてぺたんこになった子供のお腹の柔らかさや、くったり肩にもたれるふっくらした柔らかいほっぺのまるみにも思考が飛んだりと、脳内が大変忙しくなる大人の降コ。

湯舟で鍛え込まれた腹筋をあまり遠慮しないで触る子供と、僕も君の柔らかそうなお腹を触りたいと思いながら、服を着ていない時は一応遠慮してる大人のお風呂の降コ。せっかく滑らかなお腹の引力に逆らっていたのに、子供が自分の腹を触りながら口を尖らせるから、思わず吹き出して気遣いが無駄になる。

疲れているなら眠ってもいいと抱き上げたのに、起きて待ってると目を擦っていた子供が、戻ってきた上司の腕に預けた途端に寝息を立て始めるのを微笑ましく見つめる部下の人。愛されてますねと水を向けたら、いつも自信に溢れた歳下上司の珍しい表情を見た気がして、つい覗き込みそうになって睨まれる。

夜中トイレに起きた時、布団を抜け出すのを寝たまま阻止したがる大人の頭を撫でると、不服そうにため息つきながらも行かせてくれるのが可愛くて、おでこにキスを落としたりいい子で待っててとか囁いたりもするようになってた子供と、実はたまに寝たふりして子供に甘やかさるのを楽しんでる大人の降コ。

よく冷えたもみじを両頬に貼り付け、遠慮なく体温を奪いながらあったかいと笑ういたずら小僧を、遠慮なく抱き上げてやる大人の安コ。体格差があるから、抱きやすい距離になるよなぁと役得とばかりに子供を温めるが、胸の中でぬくぬくと頬を緩める子供に、これは彼の計画通りだったのではと気づく大人。

お仕置きなんて、この人が自分を保護してくれるための立前だろうと高を括っていたら、真面目に考え出されて内心焦る子供のバボコ。悪い顔で「夜更かしに付き合ってもらいましょう」と連れ込まれた先は喫茶店員のお部屋で、深夜の美味しいコーヒーをご馳走してくれる大人に、やっぱり、とため息をつく。

同級生たちとクリスマスパーティーの後、帰り道で事件の匂いに引っかかった寄り道小学生を「悪い子ですね」と捕まえる大人のバボコ。「悪い子にはブラックサンタからお仕置きです」「自分で言っちゃうんだ」「僕は赤は着ませんから」「お仕置きってどうするの?」「…お望みなら今から考えましょうか」

「一応あなたの朝ご飯も用意してあって」「食べる」「ボクはお昼違うもの用意するけど」「食べる」「…朝抜いてるのに、そんなに食べて大丈夫?」「何も問題ないし、君が用意してくれるんだ。食べるに決まってるだろ」ってやりとりした後、二食全部平らげたどころか足りなくて、おかわりまでする大人。

疲労困憊で帰ってきた大人に起きる気配がないので、朝ごはんを食べた後にもう一度腕の中に戻ってきてくれる子供の同居降コ。お昼になってもまだ起こさないほうがいいかなと、布団から抜け出そうと伸ばした手が「こら」と上から包み込まれ、起こしてよ、君と一緒にご飯が食べたいと眠い声で甘えてくる。

子供を抱き上げた上司がお尻や太ももに軽く触れるのは、姿ばかりはちいさな探偵の持つギミックを警戒してかと思っていたが、体の冷え具合で抱っこの仕方を変えていたのだと気づいて、幸せそうに子供を抱く上司に微笑む部下の人。表情に気づいた子供にその顔やめてとそっぽを向かれ、また笑ってしまう。

お風呂上がり、まるい頭をタオルで包まれ丁寧に水気をとってもらううちにうつらうつらしてくる子供と、そんな子供が愛おしい大人のお風呂の降コ。手が止まったのに気づき、おわり?と半分しか開かない目で訊ねる子供に笑って、まぶたにおやすみの代わりにキスを落とし、眠りに落ちる子供を抱きしめる。

いつもよりふかふかした抱き心地の子供をぎゅうと抱きしめて、ぬいぐるみ感を味わいため息をつく大人と、厚着してる分もう少し力を緩めて欲しい子供の安コ。冬の装いは、いつもより力を入れないとこの子の中身を感じ取りにくいのに、いつもより力を緩めないと子供に負担をかけてしまってままならない。

もこもこに着膨れて、どこかぬいぐるみ的な愛らしさまで装備した子供が、横断歩道の白線だけ踏んで進んだり、花壇の縁を軽くバランスをとりながら歩く姿に、ちょっかいかけたくてたまらない大人の安コ。抜け目なくて怪しいことこの上ないくせに、たまに見せる素の子供らしさが本当に可愛いのが悔しい。

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