2日目東H47b「ときたまご」にて頒布されます。
よろしくおねがいします。

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ゴールデンモンキー、名の通りキンシコウは金の糸のような毛並みを持つ。中国やチベットの標高1200メートルはゆく高山に住み、大規模な群れを作り暮らす。その姿から仙人のように見えたのは少なくなく、小説では孫悟空のモデル…というのはひとり歩き、私は『封神演義』の妖魔の頭目を推している。 pawoo.net/media/Pwc-OTTbMe2URF

バクは夢を食べる、という話は中国の文献の『獏』が日本へ伝わる際に実在の動物と結びついたことが大きい。とはいうものの、古代中国にはマレーバクが生息した地域があり、元になった可能性はあるかもしれない。「夜のお散歩はよいですね。星まで上れる階段を描いたりして、どこまでも高いところへ…」 pawoo.net/media/CRMhptuYCuNeYz

私は取材旅行で西アフリカを転々としていた頃、よく旅客機の窓からキョクアジサシたちに手を振った。彼女たちは旅好きで、1年で32000キロも飛び回る個体もいるという。その高度はときにサンドスターの力によって本来よりも上回る事がある。ヒトの身体を不便がる者もいれば、楽しむ者もいるのだ。 pawoo.net/media/NQtmta-LWSt-cy

ソマリアの地で青年は倒れようとしていた。彼は己の国家に忠誠を誓い志願して戦った。その信念は揺らぐことなく、壁にもたれる身は重くとも充実感がそこにあった。今、意識が消えてもいいと思えたとき、空に浮かぶ少女の姿を見た。踊るように飛び、歌のような風をそよがせる。兵士は深い眠りについた。 pawoo.net/media/Mqdsf4_W6d596J

イッカクの角のようなものは、牙だ。北極のイヌイットたちは彼らを狩猟し、その肉を食べ牙を薬や装飾品などにした。彼らに馴染みのない土地の者は想像上の一角獣として、ユニコーンの角などと偽られ一部を目にしていた。いくら神秘的なイメージを持たれた動物といえど、彼らもまたこの星の住民である。 pawoo.net/media/Nwxvb1YKLSB6ju

ひとつの島があった。その地に住む猫は世界が平らだと信じ、ナワバリがすべてであり海に囲まれていることを知らなかった。やがて帽子をかぶり鞄を背負うヒトが現われ、共に旅に出る。猫は気ままだが住処がある。彼女を突き動かしたものは何なのか。フレンズが語り継いできた物語は、けもののみぞ知る。
pawoo.net/media/DKHfQQ4-QUoBed

「狐七化け、狸八化け…そんなふうに化けるのはタヌキが一枚上手だと言われてます。そういうの、もともと好きだから…って。でも私、あまり得意じゃないんです。みんなどこかに散らばって、この街にもきっと潜んで暮らしてる…今はそんな必要ないのに、でも視たら分かります。この子、タヌキだって…」
pawoo.net/media/4jXATkZLrxP9Je

彼女は、何だ?ピーチパンサーが道行く先々はピンクに染まる。
pawoo.net/media/Z5uemMbVHZ_Zwk

月は地球の周りを回る衛星である。月によって潮の満ち引きがあり、多くの周期と関連している…数えあげればきりがない。月には何が住んでいるのだろう、何があるのだろうと子供心に考えた。当時とは違って今は開けた市場であるため、あの頃の幻想は可愛いものだ…あのときからウサギはいたのだろうか。 pawoo.net/media/s8epWjKdjJnVYP

ハクトウワシは様々なシンボルとして描かれる。行政機関や警備会社や野球チームに至るまで、多くのアメリカ先住民にとっても神聖な生き物とされトレードマークになった。でも私の脳裏に真っ先に浮かぶのはアメリカ合衆国というものが何よりも大きい。唯一の超大国は、隕石に怪獣にエイリアンと忙しい。 pawoo.net/media/jQ_pR_CZVxq1-I

『ミルクを入れますか?』…ヒトと牛は農耕と共にあり、常に身近な動物として存在した。最古の記録は紀元前5000年頃、ヨーロッパでは野生の牛を飼い慣らし家畜としていた。肉牛、牛乳、役牛、牛皮。牛糞なども燃料や建材として使われ暮らしの関わりは深い…『今、できたてを作りますね』こぽこぽ。
pawoo.net/media/YlQdjpIYFeoM-M

子供の頃の話、物音にうなされ目を開けると暖炉から出てくる何かを見た。その日はクリスマスで、きっとサンタだと思った。でもそれはトナカイで、ツリーの飾りの靴下に青草を詰め窓から帰っていった。それから毎年、彼女の好きな青草が運ばれてくる。私がフレンズの話を集め出したのは、この日からだ。
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フレンズがヒトを導いてきたように、彼女らを導くヒトがいた。その島に言葉はあったが記されるまでの口伝えが長かったためか、尾ひれや膨張が多々あると筆者は思う。しかし、物語の流れは一貫している。その者は己の名を探し、フレンズを助け、島の危機を救う。現代にこのような者がいるなら、聖人だ。
pawoo.net/media/sn4Ny6VBvbjjTh

メソアメリカで栄えたオルメカ文明は大神殿や巨石人頭像など多様な石像建築物を残している。彼らとジャガーには密接な関係があった。雨の神、豊穣の神としても信仰され、または力そのものの表れとしてヒトがジャガーになる話などがある。水に入り木に登り、獲物を一突きで狩る。名を誰もが知っていた。 pawoo.net/media/J3cnLclxkyoqpH

寒い冬の日、夜更けに女が家に訪ねてきた。ここに泊めていただけないかと、俺は承知し晩酌を始める。酔いが回ると女は、自分は鶴で恩返しに行くのだと言う。たくさんの自分の話や詩が聞こえるので方方へ向かうのだと。喋っている途中で鶴は眠ってしまった。俺は恩を返されないように、そっと家を出た。
pawoo.net/media/OhD11ts_yOeTx0

「わ、センセイまた背が伸びてる」「満月だからね」「どことなく毛並みも」「月が丸いからね」「手もちょっと大きい」「月が…なあ、もういいだろう」「えへへ」「次は赤ずきんでもやるのか?」「まあ!おばあさんって大きな口してる!わたしを食べるつもりねっ。食べないでください!」「食べないよ」 pawoo.net/media/-wM6dMM8_OcnrV

北欧神話の主神『オーディン』は戦争や詩、魔術にも長け多様な力を持つ。多くの古い記録には長い帽子をかぶり髭を蓄え、片目の老人の姿で描かれる。そして傍らに『思考』と『記憶』を司る2羽のカラスを付き従わせ、世界を見渡す。現代においてもフレンズと神々の繋がりは強く、それは今に通じている。
pawoo.net/media/FvpprTJ1LF8iIZ

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