お花屋さんパロの安室夢 https://twitter.com/kayaya045/status/1095308789215973377?s=21
すれ違った瞬間、あまたの花の香りが混ざった独特な匂いがして、思わず足を止めて振り返った。小ぢんまりとしたお花屋さん。アンティーク調の花瓶にカーネーションが立てられ、籠の中に所狭しと小ぶりな多年草が並べられている。ハーバリウムや砂時計も置かれ、ツルの伸びた天井からはランプがぶら下がる。オシャレだなあ、こんなお店あったんだ。そろそろ母の日だし少し覗いていこうかなと思い至って、小さなお花屋さんの中へと足を一歩踏み入れた。
「いらっしゃいませ」
柔らかな笑顔を浮かべた店員さんが声を掛けてくる。驚くほどの美形だった。あ、こ、こんにちは、なんて吃りながら返して、恥ずかしさを誤魔化すようにサッと花へ視線を移す。でも頭からは店員さんのことが離れなくて、ついつい後ろを気にしてしまう。
恐ろしく花が似合う人だ。でも、それ以外にも仕事がありそうな見目と雰囲気なのになぜお花屋さんをしているのだろう?家を継いだのだろうか?それともアルバイト?知人でもないから聴けない
以前ついったで呟いてた観用少女パロの降谷夢 https://twitter.com/kayaya045/status/1067027332622245888?s=21
花の香りのする少女は本当に植物と人間の融合物らしかった。彼女は水しか飲まず、太陽の光を浴びて酸素を生成し、火を見ると怯えた様子を見せる。それ以外はまるっきり人間の子供そのもので、植物なのか人間なのか、降谷にはその判断がうまくつけられなかった。そもそも何故彼女は造られたのだろうか。素は人間だったのか?それとも──いや、人の器に入っている以上人間と呼ぼう。彼女は正しく降谷の守るべき人間だ。
「これはなに?」「これは──」「じゃあ、これは?」「それは──」
だんだん愛おしくなっていく。子供を育てているのと全く同じなのだ。まるで自分の娘のように思えてきて、なるほど確かにこの子は観用少女なのだと降谷は理解した。水と愛を与えるだけですくすく育つ。いざと言う時、光さえあれば酸素を供給してくれる。実験をしていた奴らは何てものを創り出したのだろう。
本来であれば愛でられるべき彼女は、人間に利用される目的で生み出されてしまったのだ。
decn夢共通プロローグ企画作品の裏話のようなもの https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10815669
ウェディングフェアに行く降谷さんが書きたかったのがきっかけ。冒頭部分は事件の序章にしたかった。本当は事件の解決についてもっと最後まで書きたかったのだけど、時間がなかったので削ってしまいました。今度修正を入れる時は最後までがっつり書くので3万文字超えてしまうかもしれない。
支え合う幸せをテーマにして書きました。きっと普通の夫婦のような生活はできない。でもそれでもいいと思ってしまった、彼/彼女と歩める人生ならば、どんな困難があってもいいと思ってしまった。そんなささやかな幸せを保有する二人をえがきたいと思い至って、こんなお話になりました。甘々ではないけれど、そんな関係性が好きなので書けて満足です。降谷さんの周りの女性は皆強かな人ばかりだなあと原作を見て思っていたので、そこも書けて大分十分な心地でいます。
再録本には最後まで書いたものを入れる予定。まあ再録本、いつになるかはわからないけどね……他の執筆原稿と並行して、編集作業とにかく頑張ります。
景零
放課後の教室でこっそりキスを交わす二人をうっかり目撃するモブになりたいってウン億年前から言ってるんだけど、景零はお互いがファーストキスだと可愛いし何より私が嬉しい。でもファーストじゃなくて、心の中で「初めてはゼロ/ヒロが良かった」って思ってるのも大変可愛いがすぎると思うのでぜひ二人にはファーストを事故か、つくってみた彼女と興味本位でとか、相手への恋心を誤魔化すために誰か他の人と済ませてしまってから相手としてほしい。そんでもって「今までしたことのあるキスと全然違う」「唇やわらかい」「こんなふうに気持ちのいいと思えるものではなかった気がする」って心が満たされる感覚に戸惑いながらもずーっとキスをしていてほしいなぁ〜〜〜!!!
夢/K校組/景零 etc.
雑多に呟きますので、苦手な方は自衛をお願いします。