11月、あんちゅうプチアンソロ出します。よろしくお願いします。

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とらのあなにてこちら、或図書6の新刊通販はじまりました。よろしければご利用ください。

みなみ boosted

わーい!なんとか拵えましたー!こんな感じの本が出ますっ 【或る図書館にて3】太中本サンプル | ぬえ pixiv.net/member_illust.php?mo

ピクシブで告知するにもタイミングがわからないのでとりあえず……ツイッターとぱうーで宣伝を……

ほんとは長々考えてたやつなんですが、あんちゅフォーカスしたらむちゃんこ短くなりました……

全然こちら書き込めてないですがツイッターのなどまとめてます

みなみ boosted
みなみ boosted

桜だちゅー 

 薄紅の花吹雪の中に中也の姿を見つける。太宰は足早に中也にかけより、細くしなやかな腕を掴んだ。
「急にいなくなったから……中也が桜に攫われたかと思った」
「は?」
 中也は目を丸くし、太宰の顔を指差しひとしきり笑うと、はぁ、と溜息を吐いた。それはどこか熱っぽく、浮かれたように聞こえた。
「……まぁ、何もかもを攫ってくれるなら、それも良いかも知れねぇな」
 ざわ、ざわと揺れる桜を見上げ、中也が呟いた。
「死にたいっていうこと?」
「どうだか」
「中也が死ぬなら、俺も死ぬ」
「冗談。心中なら他を当たれよ。てめぇと一緒なんざ、俺は御免だ。一人で桜の下に埋まった方がマシだぜ」
 中也が肩を竦めた。冷たい言葉に太宰が黙ると、中也はチッと小さな舌打ちをして、太宰の足を蹴った。
「だから、生きろっつってんだよ、てめぇは」
 生きろというのは、死ぬなということだ。中也が死ぬなと言った。
「……うん」
 太宰は頷き、笑った。中也がニヤニヤすんなと嫌そうな顔をした。
「好きだよ、中也」
そう告げると、舌打ちをされたが、中也の耳朶は桜と同じ薄紅の色に染まっていた。

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