及岩注意 

岩ちゃんのベッドで眠るのが好きだった。岩ちゃんの家にお泊まりするとき、いつも岩ちゃんのお母さんがお客さん用の布団を敷いてくれるけれど、俺はそれを使わずに岩ちゃんのベッドに潜り込む。だいたいいつも殴られるけれど、しばらくすると諦めて一緒に寝てくれる。岩ちゃんは狭いだの、暑苦しいだの文句を言うくせに、お客さん用の布団で寝ようとはしなかった。
家が隣同士、子供が同い年、そうともなれば仲良くなるのは当たり前で、毎日のようにお互いの家に泊まりあっている。小さな頃から一緒にいる岩ちゃんは、俺の中で家族同然のような、いやむしろ家族以上の存在で、片時も離れたくなくて、いつもしつこいくらいに岩ちゃんにくっついている。俺はこの岩ちゃんとの距離が心地よかった、岩ちゃんがどう思っているかかはわからないけれど、嫌だったら嫌っていってくれるだろうし、もしかしたら岩ちゃんも俺と同じ気持ちかもしれない。

及岩注意2 

「おまえら付き合ってんのかよ」
もう何回同じことを言われたのかわからない、俺たちと関わった人は口を揃えてそう言った。俺といわちゃんの仲が良すぎる、というか距離が近いのは自覚している。けれど、恋人同士に見えるような行動をしているかと言われれば、そうではないと思う。所謂手を繋ぐだったり、キスだったり。俺は岩ちゃんとそういうことがしたいとは思わない。だいたい俺たちは男同士だ、付き合うっていう発想がない。
クラスの女の子に、「及川が受けでしょ?」と言われた時は意味がわからなかったけれど、説明されて、俺は岩ちゃんの方が受けだと返した。いや、岩ちゃんが受けなわけではないんだけど、どっちかっていったら俺の方が背が高いし、何よりイケメンだし。俺は一つ変な知識を身につけてしまった。

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及岩注意3 

俺と岩ちゃんはちょっぴり仲の良すぎる幼馴染で、それ以上でも以下でもない。岩ちゃんが双子の兄弟だったら楽しいだろうなと思うけれど、いくら家族同然に思っていても、岩ちゃんと家族にはなれないし。
仲の良い男女を見て付き合ってるのかと聞きたくなる気持ちはわからんでもないけれど、俺たちを見てそう思う人たちは頭おかしいんじゃないのかと思ってしまう。そうなると大半の人が頭おかしいことになるんだけど。だいたい俺と岩ちゃんの超絶信頼関係を、恋人なんていうすぐ別れがくるもので繋いで欲しくない。俺が彼女とすぐ別れるっていう意味じゃないけど。いや、そうだけれども。だいたいいつも岩ちゃんが悪いんだ、俺に彼女かできるたびに、気になっていた学校の練習試合のDVD見せに来たり、テーピングが切れたから買い出しに付き合えだの、タイミングが悪い。それを断らない俺も悪いのかもしれないけど、岩ちゃんからのお誘いってあまりないし、俺も少し嬉しくなってしまって彼女より優先してしまうのだ。

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及岩注意4 

これは誰にもいってない、というか言えないんだけれども、俺と岩ちゃんは週に一回くらいのペースでお互いのものを抜き合いっこしている。性に目覚めた時期も一緒で、確か岩ちゃんにどうやってるか見せてって言われたのが始まりだった。小学生の頃だったから、恥ずかしい事という認識が薄くて、岩ちゃんのものが勃っているのを見たら好奇心が湧いてきて、そこから人にやってもらった方が気持ちいいことを覚えてしまった俺たちはズルズル引きずって今も習慣になっている。流石に今は恥ずかしいっていう感覚も少しはあるし、お互い普通じゃないことをしている自覚は芽生えていると思う。けれど男同士の幼馴染だったらこういうことをしている人もいるだろうなっていう考えで、特にやめようとかそういった話は出なかった。

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及岩注意5 

俺は岩ちゃんの手で抜かれることに慣れてしまって、正直自分で抜くと物足りないと感じるようになってきた。岩ちゃんがイくのを我慢しながら必死に俺のを扱いている姿は割と魅力的だった。週に一回というのは、決めたわけではなくて、部活のない月曜日は早く帰ってゆっくりできるから、じゃあ抜きっこするかみたいな流れで、そうなってしまったわけで、俺がやろうって言えばきっと火曜日でも水曜日でも岩ちゃんはしてくれると思うけれど、でもそれだと俺が岩ちゃんとそういう事をしたいと思っているようでなんか嫌だった。実際したいと思っているのだけれど、どうしてかはわからないけれどそれは切り出せなかった。

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及岩注意6 

『今日お前の家』
それだけかかれたメッセージに、了解と返す。今日は待ちに待った月曜日で、俺は朝から楽しみで仕方がなかった。同性の幼馴染のちんこ抜くのが楽しみだなんて頭おかしいやつみたいだけれど、家に帰ってすぐシャワーを浴びる、体を拭いて特別な時に使うボディオイルを体に塗り込んだ。はちみつの香りがする若者向けのボディオイルで、岩ちゃんはこの匂いが大好きだった。俺はジャスミンの香りの方が好きなんだけど、岩ちゃんが嫌がるからこっちを使っている。俺がこの香りをつけていると、岩ちゃんは犬みたいに俺の首筋の匂いをかぐ、普段岩ちゃんからくっついてくることが少ないから、俺はそれが嬉しくて月曜日は毎回塗るようにしている。ボディオイルをあげようかと言ったけれど、俺がつけていたら変だからといって断られてしまった。

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及岩注意7 

「お前なんで上裸なの」
「いやあだってすぐ脱ぐと思って」
「変態」
下着とスウェットだけ履いて布団に寝転がっていると、エナメルバッグを抱えた岩ちゃんがやってきた。明日の準備はもう終わってるらしく、バッグと手荷物を端っこに置くと俺の横に座った。
「俺4日間抜いてない」
「げ、めっちゃ濃いじゃねえか」
「そうだよ、今ちょっとはちきれそう」
「なんでもう軽く勃ってんだよ」
スウェットの上から俺の股間を軽く触った岩ちゃんが嫌そうな顔をする。俺はいそいそと岩ちゃんのスウェットとTシャツを脱がし始める。抜き合いっこするだけなんだから、上は脱がなくていいんじゃないかと思うけれど、俺は岩ちゃんと素肌をくっつけるのが大好きで、そう言ったら岩ちゃんは毎回律儀に脱いでくれるようになった。
「いいにおいする」
「そろそろボディオイルなくなるから買い足さないとなあ」

及岩注意8 

するりと岩ちゃんの下着を脱がすと、まだ無反応なものが顔を出す、中途半端に膝で脱がすのをやめると、岩ちゃんは自ら下着を取っ払った。俺はというと、さっき岩ちゃんに触られてから出したくて、痛いくらいに張り詰めている。まだ少ししか触られていないのに、興奮して溢れたカウパーで下着が濡れて気持ちが悪い。
「うわ、完勃ち」
ぐいっと俺の下着のゴムを岩ちゃんが引っ張る、その拍子に勃起した俺のものが勢いよく飛び出してきた。岩ちゃんはそれを見て無邪気な子供のように笑う。
「溜めすぎだろ、先走りどろどろ」
親指にカウパー液を絡ませて、先端をくるくる刺激される。親指と人差し指で輪っかを作って、カリをぬるぬる刺激されるとダイレクトに腰に快感が走る。男同士だと気持ちの良いところや強さがわかっているから、すぐに達してしまいそうになる。岩ちゃんの手の動きをじっと眺めていると、岩ちゃんのもう片方の手が俺の手に伸びる。
「俺のもやれよ」
そう言って、俺の手を自ら股間に当てがう岩ちゃんは凄く挑発的な目をしていて、ズクンと腰が重くなった。

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