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いちさにネタ 

初めてそれに気がついたのは、本当に偶然だった。暖かい春の陽射しについついうたた寝をしていたら、その陽射しにも負けないくらいぽかぽかしたものがあったから、ついつい抱きついてしまって。さらに、それがとてもいい匂いだったものだから抱きつくのが好きになってしまったとしても、仕方ないのではないかと思う。
つまり。
「主、どうなされたのです?」
私が一期に抱きついたまま離れようとしないのは仕方ないことなのである。
急に私に正面から抱きつかれて、手をわたわたと振りながら慌てているのを気付かない振りをしながら、ぎゅっと抱きつく腕の力を強める。ふわっと香る優しい匂いにうっとりしながら肩に頬を擦り寄せれば、一期も諦めてしまったのか私を甘やかすように頭を撫でてくれる。
「……癒される。」
「撫でられるの、お好きですか?」
「うん。しばらくこのままがいい……」
仕方ありませんなぁ。柔らかい口調でそう言って、一期は笑った。

※このあと、思ってること全部言って一期さんに自分抜きでは安らげないくらいにされてしまうといいなーって思ってるだけのネタ。

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