村の人は皆、オレンジ色の髪色なのに1人だけ紫ということで忌み子として昔から幽閉されていた蜂須賀。幼い頃からずっと村のはずれにある蔵の中で過ごしてきた。ある日1冊の書物を見つけて開くと、1人の男が現れる。彼は自分を長曽祢と言い、八百万神の1人だと言う。実は蜂須賀と弟の浦島を含めた彼ら一族は巫女という役職を代々受け継いでいて、一生に1回、自身の守護霊を召喚する儀式を行い、その力を使って村を守ってきた。巫女の力は髪の色が鮮やかなオレンジ色であるほど強い。蜂須賀は髪色は紫のため巫女の力は無いに等しいが、何らかのアレで長曽祢という神様を召喚できてしまう。