ケンタシノリ @kenta_konomi

影山英一の事件簿(小説家になろうに掲載、作者:タツヒロ)
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 推理小説の主人公は、探偵や刑事のイメージが強いが、それらと並んで推理小説家が主人公となっている作品も少なくない。有栖川有栖の『火村英生シリーズ』に代表されるように、推理小説家がもう1人の相棒とともに活躍する様子は、ミステリーの醍醐味を読者に伝える役割を果たしていると言えよう。
 この作品は、小説家を目指す青年・土井流人がいつものように『detective's cafe』という名前のカフェへ入るところから始まる。そこで初めて出会ったのが、推理小説家・影山英一である。
 土井が自ら書いた小説を影山が読む、そんな2人の出会いから間もなくして平穏なカフェは緊迫した殺人事件の現場となった。このカフェのマスターであった有田佑平がテーブルで頭を殴打されて命を落としたとの一報に、神田刑事と熊谷警部補は現場で関係者の事情聴取を行っていた。影山と土井が挑むこの殺人事件の真相とは……。
 情報収集に基づく影山の推理を土井の視点で描いた王道のミステリー作品である。

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