「タブレットで学習」って一言に言っても
今、文科省がGIGAスクール構想でやろうとしていることは、あくまでディスカッションツールとしてのタブレットなんだよね
学級内で意見交流を楽に実施するためのタブレット。
一方で進研ゼミとかZ会とかの「タブレット学習」は、個別学習なのよ。
人によって現状は違うわけだから、やるべき学習は異なる。その「やるべき学習」を機械に提示させるわけ。
手立てがどちらもタブレットだから、混同した親が「公立学校でお金を払わずにチャレンジ的なことをやってもらえる!」と期待して絶望する未来しか見えないね。
文科省がやろうとしていること
→学級内での集団学習を、タブレットを用いて今までより円滑に行おう
進研ゼミとかZ会とかがやろうとしていること
→個別学習をタブレットを用いて最も合理的に行おう
手立ては同じだけど目的が全然違います。お子様をお持ちの方は、ご留意下さい。
公立中学校にタブレットが配備されても、チャレンジ〇年生的なことができるようになるわけではありません。