じょう @joh0005salamander_oct@pawoo.net

ヒツギの王:トモヒ

二つの人形がいた。
そのうち一つは白い壁の生贄として記憶と感情、体という、その身に収まった情報を食われなければならなかった。

だからこそ、私は貴方のその愚かな行動を正当化するために生きるという使命を果たさなければいけない。

山の指:ハルタリカ・ディーガロム

ヒツギ器官のクルス隊「彩雲隊」の長。力強い体躯による舞踊の技をもつ美しい女性。竜と戦争の時代に「森の国(ディーガロム)」と呼ばれていた地域で王族として崇められていたディーガロムの一族と同じく長寿と赤い髪を持っている。

星の指:カンナ・セキ

強力な結晶霊「星:ライェ」をその体に宿した竜族の青年。ヒツギ器官のクルス隊「幻月隊」の長。月の周期によって黒い歪な竜に姿を変える呪いを受け、その呪いによって細められた喉から、中性的で痛々しい歌声を発する。

風の指:ナギ・イズモ・エルファーラ

カリクス現代の世界を「抑制」し封じ込める役割を持ったヒツギ器官。ヒツギ器官にはクルス隊と呼ばれる人形の集団があった。
ナギは「クルス隊」のうち舞踊を行う「彩雲隊」に属する。彩雲隊は妖精族の女ハルタリカ・ディーガロムを長とし、舞踊と曲芸を行う。

黒い煙の姫:アンヤ

これはずっとむかし、むかしの物語。
潤滑油と煙の香しい匂いを、肌と髪にしみこませ、燃える炉の色の瞳をした、それは可愛らしい、か弱い哀れなお姫様がいました。

明くる日の若枝

ハザマの霊廟で発生した「茎」のようなもの。
意志を持ち、蓋を破壊するかのように暴れている。
浄化槽はうなだれてぐったりしている。
エデンにとって、これは愛おしい女王アクルヒ。
アンヤにとって、ただの茎のようなもの。