コララインとボタンの魔女、造形と人形の演技(動き)に魂が込められていてディテールに神が宿る作品としてめちゃくちゃ名作なんだけども、それはそれとしてワイボーンというキャラ原作にはいない映画オリジナルらしいんだけどあまりにも好み…人形の演技が最高オブ最高で、あの猫背と頭の傾げ方と表情の作り方、気弱なド変人という好きすぎジャンルの人間であることが一挙一動に至るまで完璧に表現されており良すぎる… 単独行動マンで変なところ行動的で余計なこと口走っちゃう感じといい、あの自分で作ったであろうマスク、ナメクジ狩りにおける生き生きした様子、ワイボーン(なぜ生まれた)という名前と、家族がお婆ちゃんしか出てこないところから想像されるさびしさ、どこをとっても良さしかない… そんなに活躍するシーン多くないのがもったいないくらい良…

ボビンスキーもめちゃくちゃいいんだけどね〜 手のつけられない変人で、でも悪い奴じゃないんだよなというのがすごく伝わるし、もちろん女優ババアコンビも良い とにかく変人しかいないのがとてもいい。それだけに魔女だけがなぜあの世界で悪なのかという問題、やはり他人に対して「こうあれ」というのの押し付けと操作という点で、自ら変人でありながら、ほかの変人を矯正してくる点なんだろうなと思う。他作品と一線を画してるのはそのあたりなのかな。しかもそれが愛の名の下に行われるのが怖い。ほかの変人どもは両親含め「愛」を一切口にしないんだよね。それでも手袋の件などちゃんと伝わるものが入れてある。近所の変人たちも悪い奴じゃないんだなというのがとてもよく伝わってくる。なんでかって、ディテールに魂がこもっているから、セリフや強いエピソードや強い演出がなくてもわかるようになっているんだよな…。やっぱりいい作品だなぁこれ。

T長💀しをぼく単行本発売中 @jemibiozoms

魔女はでも他人を思い通りにしようとしさえしなければピンクパレスの一員になれてもおかしくなかったのにね 愛されたさが強すぎる、変人として基本ひとりで生きていくにはさみしすぎたのかなという感じがあり、かわいそうなんだよね。物語の上では悪として描かれているけれど、ひとりだけ異常な奴としては描かれてなくて、みんな変人ななかで、ただひとり他人を思い通りにしようとした人として描かれているだけなんだよなぁ ゲームが好きだったり虫のロボを作るセンスだったりする彼女自身のよさもちゃんと持っているところが実にいいし悲しい

· Pawoo iOS · 0 · 0