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まるでハッカのような鋭さを持つ中年パンク風味の編集長が何故深夜に、しかも、友達でもないヒラサワを訪ねてきたのか。
満たされない男は思いの丈をステルスにぶちまけ。。。
この話はいつかまた長い夜の奇譚としてお話しよう。
今日はこれまで。
またこんど!!
経年劣化で摩擦力が増した波型トタン板の壁にもたれかかり、少年ステルスは初めてハッカのガムを食べたのも月明りの深夜だ。
始めて経験する冷やかさに狂喜し、経年劣化で摩擦力のました波型トタンに爪を当て、キーーー、キキキーーーと引掻き、その音でのたうち回った想い出。
そのトタン板の前。
彼は波型のトタン板で覆われた日本紙業の倉庫の脇に高級車を停めたのだ。
月明りに映える無敵の輝きは周囲の大衆車を委縮させて重厚なる威厳を放っていたんだ。
その艶やかさと重厚さとトタン板の対比。
と、ここまで書いて既に誰だか分かってしまった人が居るので書きにくくなった。
書きにくい。
1985年くらいだったと思う。
深夜、亀有のアジトに突然某音楽誌の編集長が高級車に乗ってやってきたんだ。
深夜だけどサングラスを外さない心構えが好ましい。
もっとこう、月の影でしか聞けないような話をできないものか。
探してこよう。過去に。
24小節のモチーフが繰り返される「音堰」は洗い物ではなく、にんじんのヘタだ。
ヘタまで使えるヒラサワ音楽。
洗い物まで含めて料理と言う。と、太陽系亞キッチンのシンクの神様が言うなら、ライブの洗い物がまだ終わっていない。
洗い物を見て喜ぶオマエタチ。
不思議なことに偽物の緑は、偽物の食べ物のように心身を害することはなく、心に何等かの平和をもたらす。
アトミック瞬間の段取りで形にシヴァ降ろした
おかげで我々の細胞はすっかり別の何かに入れ替わっているかもしれない、という空想。
どおりで、私は突風で倒れても腐ったことがない。
とおに褪せた四肢の砦は奪われるままに朽ち
おかげで緑たちは突風で倒れても腐らない。
偽物は腐らない。
5年も腐らない食べ物が貴方の食生活を彩るパラダイスにて。
緑豊かで、季節感にも土地感にも準拠しないベランダ。
準拠しない感においては住民もまた然り。
然るべく準拠しない。
つくば降ろしが激しく、ベランダの緑が毎日倒れる。
倒れ、ぶちまけ、ショックで衰弱する。
ゆえに6割の緑を偽物にした。
私は、火傷の男がそうするのを知っていたので、窓辺に立ち、私もペットボトルを彼のボトルに向けて高くかかげた。
その時、「チン」という音がした。
明日のライブは恐ろしくパワフルになる。
片足を火傷した男は、命拾いした奇跡に感謝し、ペットボトルを夜空にかざした。
車内から持ち出したペットボトルを口元に近づけると、足に冷たい雫が落ちた。
とても硬いものに当たったせいか、ペットボトルが裂けている。
窓から高速道路を眺めて二口めの水を飲み終わると側頭部から血が一滴落ちた。
タイヤチェーンが当たったためだ。
あの時、そんな声は聞こえなかったので伝えなくて正解だ。
喉がカラカラだった。車内に戻りペットボトルを拾いあげた。
ペットボトルの水を一口飲むと、口の中が血の味がした。
窓のほうに向きなおり、高速道路で突っ立ている片足を火傷した男にこう伝えたかった。
「そこから先は荷ばかり重く、実りが無い。もう構わずここに来い」
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