○○しないと出られない部屋(オプション媚薬)①
頭がふわふわして力が入らない。体も全てが熱くて、はふ、と思わず吐息をもらした。シーツらしきものを手のひらで撫でると、ひんやりとした冷たさが体温を奪う。しかしそれ以上に体が熱くて熱くて、上手に息が出来ない。
「降谷君、」
低くむかつく程に色気のある声が聞こえる。思わずぴくりと指を動かすと、さらにやんわりと肩を揺すられた。
「ひ、……っ?!」
少し触れられただけなのに電流のような快感がつきぬけた。あっという間に浮上する意識はまだ混乱していたが、声の主は構わず更に揺さぶってくる。
「降谷君起きろ」
「あ……ぅ、あか、い……?」
ぼんやりした視界の先に見えてきたのは、少し焦った様子の赤井秀一の姿だった。
「やっと起きたか。中々目を覚まさないから焦ったよ」
「なんでお前がここにいる!」
慌てて体を起こすが、目眩がして倒れこみそうになるのを赤井の腕が抱きとめる。ふわりと煙草の匂いに包まれ、顔が赤くなるのを自覚した。
「離せ……!っ、ぅ……」
「無理するな。苦しいんだろう」
「何で、」
わかるんだ、と抱きとめられたままの距離で赤井を見上げた。
20↑とっくに成人済 モンペ気味に降谷推し・赤→→→→→→安が好き・カプ固定厨あむぴ至上主義・リバ、逆無理、攻めが受け描写一切無理、攻めが姫扱い、昔は美少女描写無理・自衛してます