U.N.オーエンは彼女なのか?
00:18 叶わぬ夢ならみたくもないし 届かぬ思いが弾ける前に
00:30 きゅって握ったら 玩具(おもちゃ)は粉々星になる
テンション上げてよ ねぇ私と遊びましょう
1人で4Pって それじゃあただの一人上手
そんなの要らないわ あなたと遊びたいの
01:01 ねぇあなたは壊れない人? ねぇあなたは傍にいてくれるの?
01:27 積み木のお城が崩れる前に か弱いあなたが壊れる前に
01:40 暗い闇の中の 恋の迷路に迷い込んだ
囚われの小鳥よ 私とおんなじね
コインいっこでいい もうコンテニューなんかさせないわ
ぶっ壊れるまでさぁ私と遊びましょう
02:20 命の価値とかどうでもいいし 生きてる意味とかあるはずないし
02:32 妙に紅いお茶を 真っ白な骨でかき混ぜて
さぁどうぞ召し上がれ 陳腐なオママゴト
お外は雨だから 壊れた私はお留守番
それが当然だけど 一人は寂しいよ
#東方 #フランドール
少女さとりの記憶喪失part4
「その必要はないんじゃないかな。」
ふと、いきなり聞きなれないような声が聞こえてきた
「こいし様…」
どうやら他にももう一人誰かいるらしいが、私にはその姿をとらえることはできなかった。
周りをきょろきょろ見渡していると、再度その声が語り掛けてきた。
「…私の姿も見えなくなっちゃったんだ、それはちょっと寂しいかな。」
軽いため息のようなものが聞こえた。
「お姉ちゃんはね、身も心も苦しくなるような経験を、いーっぱいしてきたの。
それこそ体を壊したり、今のようにほとんど外に出れなかったりね。
…そんなお姉ちゃんの記憶が一気に戻ったら、どうなっちゃうと思う?」
その言葉を聞いた燐は、ただうつむくだけだった。
「だからね、昔の事は思い出させないで、これから新しく今を生きていけばいいと思うの
…お姉ちゃんの為にも、ね。」
2人の間に沈黙が流れる。
「…そんなの」
燐が重い口を開いた。
「そんなの、さとり様の為にならないですよ!」
「ち、ちょっと、お燐!?」
大きな声を出して燐は部屋から出ていってしまった。
少女さとりの記憶喪失part3
取り出された本を見ると、そこには大きい文字で「記憶喪失」と書いてあった。
「うにゅ・・・読めない・・・」
「記憶喪失・・・?」
「・・・さとり様、私の名前は分かりますか?」
○○○は、自分を指さして問いかけてくる。
「・・・いいえ、全く思い出せないわ。
まず、ここがどこなのかさえわからない。」
「ここは地霊殿と呼ばれる大きな館です。
さとり様はここの主をしているんですよ。」
「私が・・・この建物の主・・・?」
眼を大きくさせながらびっくりしていると、全くそれを気にしないような様子で話を続けられた。
「あたいの名前は火焔猫 燐です。
さとり様からはよくお燐と呼ばれていました・・・覚えていますか?」
「火焔猫 燐・・・。聞いたことはあるような・・・。」
「・・・やっぱり、覚えてなさらないのですね。」
大きなため息を付きながら、○○は本を棚に戻した。
「とりあえず、何か記憶を戻させるようなきっかけを探さないと…」
少女さとりの記憶喪失part2
「こらこら、自分の名前くらいちゃんと言わないとダメじゃないの!
霊烏路 空でしょ!」
「れいうじ うつほ?」
「んもー、自分の名前くらい覚えときなさいよ!」
緑色のドレスのようなものをまとっており、髪は赤く、黒いリボンを三つつけている。
ゴシックロリータを思わせるような衣装は不思議だったがもっと不思議なことは耳が4つあることだ。
「さとりさまー、今夜の晩ご飯何にするって言ってましたっけー?」
その○○○のような姿は違和感無く私に話しかけてくる。
「さとり・・・それが私の名前・・・?」
「さとりさま・・・?どうかしたんですか・・・?」
二匹そろってこちらを向いて首をかしげている。
「ここは・・・どこなの・・・?あなた方は・・・だれ・・?」
「うにゅ?」
「!!!・・・これって・・・」
○○○が急にベッドの横にある本棚に手をかけて
探し物をし始めた。
「・・・・あった!これだ!」
少女さとりの記憶喪失part1
-------あれ、ここは-------?
周りを見ると、大理石に囲まれた一つの箱のような中に閉じ込められていた。
外の様子は全く見えず、所々に綺麗でカラフルな石が壁の中に埋め込まれている。
彼女はベッドの上にいるらしく、目立った外傷も特にない。
ただ、一つだけ明らかにおかしい部分がある。それは・・・
「さとりさまー!」
ドアの向こうから声が聞こえる。聞いたことのあるような声だ。
せわしなく開くドアの向こう側を見ると、胸に大きく赤い紋章のようなものが見えた。
髪は黒くて長く、大きい緑色のリボンで縛ってあるようだ。
背中には大きな翼が生えており、右手は大きな多角柱状の物体でおおわれている。
「あなたは・・・?」
「もー、どうしちゃったんですかー? お空ですよー!お・く・う!」
頭が完全に混乱している中、もう一人・・・いや、もう一匹・・・?
猫人間のような姿が後ろ側に見えた。
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