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あむあか 

カーテンの隙間からさしこむ光から察するに、どうやらもう朝ってやつは過ぎたらしい。だらだらとセックスの真似事みたいなことを続けていて、お互い馬鹿になったみたいに言葉を発することがなかった。発砲だの殴り合いだのって馬鹿げた乱痴気騒ぎを恒例みたいになっている爆発で〆て、我先にとセーフハウスに乗り込んだあとはなし崩しだ。玄関で靴も脱がせないまま一回、立ちバック。シャワーを浴びたい、とうわ言のように言うのに同意して、シャワーヘッドからぬるま湯を垂れ流しながら駅弁スタイルで一回。流石に腰がきつかったから、あとは水も拭かずにベッドに潜り込んだ。どうせ安物のマットは成人男性二人の体重に耐えきれずに最近潰れてきていたので買い替え時だと気にもしない。流石に3回目を越してくるともう出るものも出ない。でもなんだか最近後ろだけで快感を拾うようになった男はまだ足りないって顔をしていたから、いじましくて指だけで絶頂まで追いやっていた。真夜中に帰って来て、陽が高く上ってもやめる気にならない。クスリでもやってんのか、と少し自分で笑うと、目の前であかいも少し楽しそうに​──ちょっと嬉しげに笑った。可愛い男である。

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