@Suzumeasdf 雛を守る親鳥のような気持ちと、
壊れそうな玻璃の花を抱えた乱暴者の気持ちと、
女を抱く男の気持ちをないまぜにして、
ただひたすらマスターの無事を祈る書文先生の夜。
一瞬で事切れるひとの感触は知っているが、腕の中でゆっくりと命がすり減っていく感触はめったに味わったことがなく、苦々しい思いがする。
マスターの脇腹を抉ったあの牙はへし折ってやった。
マスターの肩をかすめたあの前脚はちぎりとった。
それでもまだ内心の昂りは冷めやらぬ。
冷めやらぬでよい。
裸で抱きしめ合ってるのに一切そんなことはしないという展開がよい。
書文先生は思うところある。
ぐだちゃんは覚えていない。
ただその後、ふわりと書文先生から香った体臭に対し、やけに安心する匂いだと、嗅いだことがあるだろうかと首をひねればよい。
李ぐだ♀好きのすずめです。こちらはすきにネタを書き散らしたりする運用です。(えっちなネタにシームレスにシフトする場合があります)