セイレムを終えての感想
1~6章までの流れは完璧だったと思うし、取り扱ってるのがクトゥルフなだけあって今後の展開をいくらでも予想できた点で良かった。
ラヴィニアというこれまでになかったタイプのキャラも出てきたし、「味方でしかないキャラ同士が疑い合う」というのもこれまでになかった。キルケーの流れから「実は他にも偽物がいるんじゃね?」という説も面白かった。ロビンがサンソンの救出に消極的だったのもそれを匂わせる感じだったし、雰囲気作りは高評価。
ただ、他の1.5部が16~18節まであるのに8節で終わりなのはなんだかなー。いやテキスト量はいい勝負だと思うけど。21節くらいに振り分けて、1日ごと3節ずつ解禁というかたちにできなかったのかな。塩川Pの最大ボリューム発言+過去の例からすると、少なくとも18節はあるだろうと踏んでしまうよね。それが8で終わるもんだからちょっと…という感じ。
あと現状メッフィーの意味深な言動って何だったんよ?とか、ホプキンスは鯖だったの?とか世界からの修正力何しとるん?とかいろいろと未回収(に思える)あるいは腑に落ちない結論に至ってる点はやや不満が残る。
アイコンは世界樹Ⅳのスナ子さん。よろしくお願いします。