うわぁ……ついつい500字も書けるから短編一本書いちゃったよ。どうしよう……

主人公は目の前の惨状を見て、もうどうでも良くなった。
それに応えるかのように、人々は殴るのを止めた。

主人公がメアリー・スーに向かって歩き出すと、人ごみが割れ、道が出来た。

足元には血だらけになったメアリー・スー。

「私じゃ……なくてお前が――」

メアリー・スーが自分に向けた憎しみの視線に、再度主人公は殺意を抱いた。

何故自分を苦しめたお前にそんな目で見られなくちゃいけない?

おかしくって、つい笑ってしまった。

……気づけば、メアリー・スーは死んでいた。
友人が、ナイフをメアリー・スーの首に刺していた。

ふと目を覚ます。
いつの間にか寝ていたようだ。
今までのは夢だったのだろうか?

友人に聞いてみるも、メアリー・スーのような人物には心当たりがないと言う。
しかしながら、友人は自分に何か悪い事をしたような気がする。と謝罪してきた。

主人公はそれを気のせいだと決めつけ、日常に戻ったのだった。
友人たちに慕われ、誰からも好かれる日常に。

『私じゃ……なくてお前が(本物のメアリー・スー)』

【主人公はメアリー・スー】

それから数日が経って、孤独を感じ始めた主人公は一つの考えに至った。

『自分が友人たちの理想の人になればいいのでは?』ってね。
主人公はすぐに理想の人になるための努力をしたんだ。

だけど、そんな努力は意味を為さなかったんだ。

自分が努力すれば、メアリー・スーによって、全員の理想が歪められる。

憎しみが募りに募った主人公はついに殺意を抱いた、

『お前が来なければ、よかったのに』ってね。

―――そう思った直後、友人がメアリー・スーを殴り捨てていた。
周囲の人も、自分を否定した人も、全員がメアリー・スーに暴行を加え始めたんだ。

『お前が来なければ、よかったのに』って呟きながら、ね。

そして主人公の周囲の友人たちまで洗脳にかかり、そのメアリー・スーへの嫌悪が憎しみへと変わっていくんだ。
だけどね?結局は多勢に無勢だよ。
主人公が否定すれば、メアリー・スーが正当だと洗脳し、それでも否定を続ければ、かつての友人に否定される。
そして、どんどん追い込まれていくうちに気付くんだ。
何故自分はメアリー・スーを取り囲む元友人達のように、メアリー・スーを慕っていないのか、とね。
憎しみが洗脳に勝った?いや違う。
結局主人公は自分が友人達とは違う事に気付けても、その原因までは気付けなかったんだ。

主人公は異世界住人で、転移してきたメアリー・スー的キャラに嫌悪感を抱くお話。
ちなみにボクが言ってるメアリー・スーっていうのは、二次創作内のキャラではなくて、自分が理想の人であると周囲を洗脳するキャラの事ね

メアリー・スーを題材にした小説が書けそう。
異世界テンプレをぶっ壊す

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